ドライアイになっていないかセルフチェックを

戦略的疲労予防習慣
(画像=THE21オンラインより)

人間が感知する全情報のうち、8~9割を視覚情報が占めていますから、目の疲れは業務効率に大きく影響します。中でも注意したいのが、ドライアイ。現在、日本には該当者が約2,000万人もいて、自分では気づいていない「隠れドライアイ」の人も多数います。自分がそうでないか、セルフチェックをしてください。方法は簡単です。「12秒、瞬きが我慢できるかどうか」を試して、できなければドライアイの可能性大です。

パソコンの画面は「伏し目」で見る

長時間のパソコン作業はドライアイの原因に。1時間作業をしたら15分休むのが理想です。また、「伏し目」にすることで、目の乾きを防げます。画面は目から40cm離し、うつむき加減で見られる角度に調整を。顔に冷房の当たらない場所に座ることも大切です。人間は何かを注視すると瞬きが減り、そのぶん、目も乾きがちになりますから、画面に向かうときは意識的に瞬きの回数を増やしましょう。

眼鏡とマスクのダブルで眼を守る

眼鏡をかけると、目の周辺の湿度を保つ効果があります。普段眼鏡をしない人なら、市販の「ドライアイ用眼鏡」を使うのもいいでしょう。眼鏡とマスクを同時に使うと、さらに効果アリ。マスクをすると、鼻の両脇の隙間から暖かく湿った呼気が上に漏れてきて、目の周辺に湿った空気をキープできます。冷房を強く効かせる夏はもちろん、乾燥しやすい秋冬にもお勧めです。

週に1度は「休眼日」を設ける

ドライアイや老眼を引き起こす眼精疲労の対策としては、まず、室内の照度を300ルクス以上にすること。パソコンの画面の明るさは500ルクス以下が理想です。次いで、週末の1日をスマホやパソコンの使用を控える「休眼日」にしましょう。身体だけでなく、目にも休日が必要です。

手軽な「イワシチップス」で血液サラサラに!

ビジネスパーソンが「疲れないための食事」を手軽に摂るなら、コンビニを活用するのが一番です。陳列されている多種多様な食べ物の中から、「この栄養素ならこの食品」という知識を持っておきましょう。例えば、血液サラサラ&脳の疲労回復機能を持つDHA・EPAを摂るなら、サバの塩焼き、サンマの蒲焼き、「イワシチップス」などがお勧めです。

サケのおにぎりでセロトニンを補給

セロトニンは心身を安定させる「リラックスホルモン」。この分泌を促す食材は、おにぎりコーナーで選べます。サケにはビタミンB6が含まれており、セロトニンの合成を促進するので最適。納豆も同じくセロトニン分泌を促進します。おにぎりの他、納豆巻きもいいですし、お寿司なら漬けマグロやネギトロ、サーモンを選びましょう。おでんコーナーにある牛すじやがんもでも、セロトニンを補給できます。