カルシウムを補給して精神を安定させる

戦略的疲労予防習慣
(画像=THE21オンラインより)

精神を安定させるカルシウムは、シラスなどの小魚で摂れます。その他、カマンベールチーズ、プロセスチーズ、桜エビせんべいなどにも含まれています。カルシウムの吸収を助ける働きをするマグネシウムには、筋肉の働きを調節する作用もあります。ワカメ入り味噌汁、玄米おにぎり、カシューナッツ、ピーナッツ、アーモンドなどに豊富に含まれます。

サラダチキンで疲労抑制

強い抗酸化作用を持ち、疲労を抑制する「イミダゾールジペプチド」。渡り鳥が長距離を飛び続けたり、マグロやイワシが常に泳ぎ続けたりできるのは、この成分の作用によるものです。イミダゾールジペプチドが多く含まれているのは、鶏の胸肉やカツオ、マグロなど。密閉パックのサラダチキンもいいでしょう。

ランチでの「ダブル炭水化物」を避ける

ランチ後に強烈な眠気に襲われる人もいるでしょう。それには二つの原因があります。一つは、血液が消化器官に集中して、脳に回る血液量が低下すること。もう一つは、食事中に上がった血糖値が急激に下がることです。後者については、血糖値の上昇が激しいほど、その後の低下も急激になります。ですから、「ラーメンとライス」「うどんとご飯」など、血糖値の上昇が激しくなる「ダブル炭水化物」メニューはNG。ランチは糖質を抑え、野菜を多めに摂りましょう。

体調が悪ければグルテンを避けてみる

小麦や大麦、ライ麦などに含まれるたんぱく質であるグルテンのアレルギーにより、疲労感や思考力低下が起こる「グルテン過敏症」。テニスのジョコビッチ選手もその一人で、グルテン断ちをすることにより、成績の急上昇を実現しました。5人に1人が該当するので、「もしかして自分も?」と思ったら、パンやパスタ、スイーツなど、小麦粉を使う食べ物を避けてみて、体調の変化を見てみましょう。ビールや味噌、醤油も避ければ、さらにいいでしょう。