病気やボーナスカットより、長期的な家計に不安を覚える――。10代から30代の若者に実施したアンケート調査では、意外な結果が判明しました。今回は、アンケート結果をもとに10代から30代の若者が抱える悩みについて解説し、長期的な家計への不安に対して解決策を示します。

新型コロナのストレス要因は「長期的な家計」

家計,不安
(画像=PIXTA)

デロイト トーマツ グループは、ミレニアル世代・Z世代を対象とした「ミレニアル年次調査(2020年)」を公表しました。同調査は、第一次調査と追加調査の2回に渡って実施され、新型コロナウイルスによる社会的・経済的影響が調査されています。

最初にミレニアル世代とZ世代について簡単に説明します。ミレニアル世代とは、2020年現在26~37歳の世代、Z世代とは、2020年現在17~25歳の世代です。

ミレニアル世代は、インターネットが登場し始めた世代で、高いITリテラシーを持ちます。これに対して、Z世代はSNSが当たり前にある世の中を生きてきました。こういった時代背景の違いから、ミレニアル世代は理想を大切にし、Z世代は実用性に重きを置く傾向があるといった説もあります。

調査によると、新型コロナウイルスの感染拡大後、ストレスや不安を感じる頻度はミレニアル世代・Z世代ともに全体的には減少しています。しかしストレスの原因としてあげた理由を個別に確認すると、増加・減少の傾向がみられます。

ミレニアル世代で回答割合が増加したのは「長期的な家計」と「仕事とキャリアの展望」です。一方、Z世代では「長期的な家計」のみ回答割合が増加しています。ミレニアル世代が数年の勤務経験を持ち、働き盛りの世代であることも影響しているでしょう。

ミレニアル世代・Z世代ともに、短期的な視点より、長期的な視点で漠然と金銭的な不安を抱えていることがうかがえる結果となりました。

不安の解決策は、長期的な資産運用

不安な気持ちを解消する最も効果的で前向きな方法は、不安に対処するための行動を起こすことです。長期的な家計に不安を抱えるなら、安定的に利益の見込める資産運用を始めましょう。

実際に行動を起こすことで、漠然とした不安は解消されます。あとはトライ&エラーを繰り返しながら、着実に利益を積み重ねていきましょう。

20代30代で長期的に利益をあげることを目指すなら、不動産投資が適しています。

不動産投資の魅力は、景気に左右されず、安定的に家賃収入が得られることです。コロナショックの影響で、株価は連日乱高下を繰り返しました。しかし、景気が悪化したからといって、家賃が株価のように変動するわけではありません。

衣食住の「住」を担う不動産投資は、不況に強い投資方法なのです。そのため、小まめに株価や景気をチェックして、一喜一憂する必要がありません。本業に注力しつつ、不労所得を得たい人には不動産投資が適しています。

20代30代は「時間」という資産を有効活用したい

20代30代のうちは、40代50代ほどまとまった資産は手元にないかもしれません。しかし、若いからこその大きなアドバンテージがあります。それは「時間」という目には見えない資産です。

毎月家賃収入を受け取る不動産投資では、資産運用の期間が生涯資産に大きな影響を与えます。毎年の利益が100万円とすると、資産運用を10年続けた場合の資産は1,000万円ですが、30年続けた場合の資産は3,000万円にものぼります。

不動産投資というと、ある程度まとまった資金を貯めてから取り組むものだというイメージを持つ人もいるでしょう。しかし、時間を味方につけられる20代30代こそ、不動産投資を始めるのに最適な年代といえます。

実際に不動産投資のメリットに気づき、20代のうちから物件を取得し、少しずつ買い増している人もいます。「時間」という資産は放置しているとあっという間に消費されていくものです。機会損失を生まないよう、早めに行動を起こすことが大切でしょう。

(提供:マンション経営ラウンジ

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