マンションリノベーションのメリット・デメリット

リノベーションにはマンションの資産価値を上げられるメリットがある。自宅として用いているのであればともかく、不動産投資として持っているマンションの場合、資産価値を上げれば上げるほど投資商品としての効果が高くなる。放置しておくだけで資産価値が上がるのはバブル期の話であり、少ない費用でどれだけ価値を増やせるかがポイントになる。ワンルームマンションの場合、ユニットバスをバス・トイレ別にするだけで月々の家賃相場を1万円上げられる。また、空いている空間を用いて収納スペースの設置も検討してもいいだろう。

一方で、マイナス面もあり、税金が増加する可能性もある。特に資産価値が上昇する類のリノベーションをした場合、必然的に住宅自体の評価額が上昇するため、納めなければならない固定資産税・贈与税・相続税額が上昇することもある。この点を頭に入れておかないと思わぬ出費を求められることもある。しかし、前述したリノベーションによる優遇措置も受けられるため、トータルでプラスマイナスいくらになるかが肝心である。


費用対効果を重視しよう

節税対策するためにリノベーションしたのに、評価額が上昇して長い目で見ると固定資産税の負担が増えては元も子もない。万が一そのプランを受け付けてくれる業者が現れなかったり、そのプランが予想以上に高額化する見込みになった際に臨機応変に変更するためにも、リノベーションのプランを幾つか練っておくと対応も難なく行える。

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