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日本人は諸外国と比べて投資に消極的といわれており、20代で投資を行っている人の割合も少ないようです。しかし、投資は時間を味方につけて長期的に行うことで、運用成績がよくなる側面もあります。時間を味方につけるという意味でも、若いうちに投資を始めればそれだけ大きな差が生まれることになります。そこで今回は、20代で投資を始めるメリットや成功させるポイントなどを紹介していきます。
目次
20代の貯金と投資の割合
20代はほかの年代に比べると投資をしている人が少ないといわれますが、一体どれくらいの人が投資しているのでしょうか。「平成30年度証券投資に関する全国調査」をもとに、20代の貯金と投資の割合の現状を確認しましょう。
20代男性のうち、投資をしている人は5%前後、貯金は90%弱
20代男性425人を対象に調査したところ、株式を保有している人は22人(全体の約5.2%)、投資信託を保有している人は14人(同約3.3%)、貯金している人は370人(約87%)となっています。詳しく見ていくと、20歳から24歳よりも25歳から29歳のほうが株式・投資信託を保有している割合が増える傾向にあります。
20代女性のうち、投資をしている人は1%台、貯金は90%以上
次に20代女性410人の調査結果は、株式を保有している人は5人(全体の約1.2%)、投資信託を保有している人は6人(同約1.5%)、貯金をしている人は370人(同約90%)です。20歳から24歳よりも25歳から29歳のほうが株式・投資信託を保有している割合が高いのは男性と同様でした。
今回の調査では、男女ともに貯金をしている割合が9割前後にのぼる一方で、投資をしている割合は5%以下と低い水準にとどまっていることがわかりました。
9割以上が投資していないからこそ始めどき
20代で投資を始めている人は全体の1割未満でした。例えば、40代(男女計1,242人)を見てみると、株式投資をしている人は154人で全体の約12.4%、投資信託を保有している人は104人で同約8.4%になります。ほかの年代と比べても20代は投資を始めている人が少ないのが現状です。そのぶん20代で投資を始めれば、ほかの20代に大きな差をつけられる可能性が高くなります。
20代で投資を始めるメリット
投資にはさまざまなメリットが考えられますが、ここでは20代で投資を始める4つのメリットについて考えていきます。
20代で投資を始めるメリット1:複利で時間を味方につけられる
投資で得た利益をその都度受け取るのも1つの方法ですが、20代のときにしておきたいのは複利運用です。複利運用とは、投資で得た利益を再び投資し運用する方法です。投資元本が増えていくぶん、受け取る利益も増えていく仕組みになっています。
さらにこの複利運用は投資期間が長くなるほど、元本にだけ利子がつく単利との差が生まれます。したがって、運用を早く始めれば始めるほど複利の効果が大きくなるのです。
20代で投資を始めるメリット2:早いうちから経験が積める
投資は相場が上がるときもあれば下がるときもあり、もちろん損失が出ることもあります。そのため現状がどのような相場なのか、買いなのか売りなのか、もしくは待ちなのかを判断する必要があります。それは知識によって判断するのも可能ですが、経験が左右する場合もあるでしょう。人よりも多くの相場を経験しておけば、万一大きな下げ相場がきたとしても自分なりの対処方法を見つけられるでしょう。
20代で投資を始めるメリット3:比較的自由な時間がある
20代は大学生や社会人になったばかりの人もおり、自分のために時間を使いやすい年代ともいえます。30代や40代となると、結婚し子どもがいる人も増えてくるので、どうしても自分の自由な時間を取りにくくなる傾向にあるからです。自由な時間があるうちに、投資を勉強し実践してみましょう。
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20代で投資を始めるメリット4:若いうちから経営者目線を養える
投資商品のなかでも特に株式投資は、経営者目線を養える商品といえるでしょう。なぜなら、どの株式に投資しようか考えたときに、その企業の財務や経営状態、今後のビジョンなどを総合的に判断して決めるからです。つまり、投資先の企業を客観的に見る力が培われるのです。
20代での投資において、気をつけるべきポイント
投資初心者である20代だからこそやってしまいそうな、投資で気をつけたいポイントを紹介していきます。ほかの年代でも思い当たる人もいるかもしれないので、ぜひ確認してみてください。
お金は人生を豊かにするツール!振り回されないように
まず忘れてはならないことが、お金は人生を豊かにしてくれるツールの1つでしかないことです。投資を始めると投資にばかり目が向いて、人付き合いがおろそかになる人がいます。人との交流によって投資につながる情報を得ることもあります。また、投資とは関係のない会話でリフレッシュできることもあるでしょう。また、なかには、投資に夢中になりすぎて、貯金をしない人もいます。投資は変動のある商品なので、万一に備えて貯金もしておきましょう。
また投資に成功した場合、自分の知識にあぐらをかいてスキルアップしないことがあります。投資は成功もあれば失敗もあるため、あらゆる状況に対応できるよう、常に情報収集や経験を積んでスキルアップを心がけていきましょう。投資にまっすぐ向き合いながらも、投資でお金に振り回される人生にならないよう注意も必要です。
集中投資しない
次に投資資金の少ない人が陥りやすい行動なのですが、集中投資は控えましょう。少ない資金で大きな利益を上げようと考えると、どうしても集中投資しやすくなります。運用がうまくいけばよいですが、うまくいかない場合には、精神的にも金銭的にも窮地に追い込まれることになりかねません。早く利益を上げたい気持ちはわかりますが、リスクを分散させる意味合いからも集中投資ではなく分散投資を心がけていきましょう。
20代から始める資産運用!成功させるポイントは?
20代から始める資産運用を成功させるポイントをまとめました。ぜひ参考にしてみてください。
目標金額を決める
投資した金額が増えるのはうれしいですが、やみくもに投資していると売るタイミングがわからなくなることがあります。ごく普通のことですが、まずは目標金額を決めてください。「投資によって当初運用資金を○万円にする」でもよいですし、「毎年〇万円の利益を上げる」でもよいでしょう。できれば商品ごとに目標金額を決めておくと、売買のタイミングをはかりやすいです。
耐えることも重要?投資を継続すること
投資を始めれば、誰しも下げ相場を経験します。評価額がみるみるうちに下がると怖くなって、売却して現金化したくなるものです。しかし安易な売却で、利益を逃してしまう場合もあります。相場は常に動いており、一時的な下げから大幅な上げに転じる場合もあるため、状況をしっかり見極めてから売却を検討しましょう。
投資は余ったお金で行う
早いうちから投資をしたほうがよいからといって、ギリギリの生活費から投資を始めるのは避けましょう。投資はリスクが伴うものなので、貯金と投資の資金はわけて考えておきます。まずは貯金を行い、それでも余ったお金を投資資金としましょう。少ない資金のなかでどうしても投資したいという場合は、少額からできる積み立てタイプの投資商品を選ぶとよいでしょう。
投資資金を増やすための努力が目標達成への近道
投資の原資を早く貯めるのはなかなか難しいので、投資を始めるために仕事の成果を上げて年収アップにつなげると、仕事へのモチベーションも上がり、さらには収入アップで投資に使える資金も増えるかもしれません。
手元資金が多いほど運用での利益も多くなるので、投資の原資を増やせば目標金額到達までの時間短縮もできるでしょう。また投資以外の経験や人付き合いにお金を使うことが、結果的には投資につながることもあります。
投資以外の経験でこれまでの概念に縛られず、幅広い目で投資商品が選べるようになるかもしれません。人との会話のなかで、投資につながる情報や新しい考え方を習得できる可能性があるのです。投資では浅く広い情報収集能力とともに、深く緻密な分析能力が必要となる場合があるのです。
20代が投資するときに考えたい金融資産の選択肢
20代が投資するときに取り入れたい金融資産について、詳しく見ていきましょう。
定期預金
安定資産として準備したいときは、定期預金に注目してみましょう。銀行の普通預金と似ていますが、預け入れ期間を1ヵ月や1年などと固定することで、普通預金よりも高い金利を受け取れます。金利は金融機関によって違い、特別金利キャンペーンを実施する場合もあるので、定期預金を始める場合は幅広く情報収集しましょう。ネット銀行のほうが金利は高めに設定されている場合があります。
株式投資
そもそも株式とは会社が発行するもので、事業資金を集めるために行います。資金を出資してくれた人を株主といい、出資の証明として株式を付与するという仕組みです。株式投資には、値上がり益・配当金・株主優待の3つの魅力があります。株価は会社の評価によって毎日変動しているため、購入したときよりも株価が上がっていれば値上がり益が、下がっていれば損失が発生します。
配当金は、企業の利益を株主に還元することをいいます。配当金の金額や支払い回数は企業によって違うのが特徴です。株主優待は、企業が株主に対して自社製品や優待券などを無償で還元するものです。
株式投資の魅力のすべてを網羅する銘柄を選ぶのもよいですし、配当金を目当てに投資するものよいでしょう。人それぞれの投資方針に基づいて選べるのがメリットともいえます。
投資信託
株式投資は自分で投資する企業を探して、売買のタイミングを判断するものです。一方、投資信託は投資するテーマや対象、地域などは出資者が選ぶものの、運用や投資割合などはプロが行うという商品です。
投資信託も株価と同じように価格が変動しているので、価格が購入時よりも上がれば値上がり益が期待できます。さらに運用成果がよければ、投資額に応じて分配金が得られる可能性もあります。また、分散投資されている投資信託はリスクが軽減できるので、安心感が得られます。
ただ、投資信託も運用成果がよくないと損失が出る可能性がある商品です。そのため、どれだけリスクがとれるのか、投資先の状況はよいのか悪いのかなどさまざまな観点から商品を選ぶ必要があります。
純金投資
貨幣価値は時代や国の情勢によって変化し、最悪の結果としては価値がゼロになる可能性もあります。しかし金やプラチナ、銀といった実物資産であれば、世界中で取引されるものなので価値はゼロになりません。また金やプラチナなどの実物資産は株式などと相関性が低く、株式が下がったときのリスクヘッジにもなります。貨幣資産を増やしながら、実物資産も持っておくとより安心感が増すでしょう。最近は毎月定額で積み立てられる商品もあるので、少額から予算に応じて始めてみるのもよいかもしれません。
若いうちだからこそハイリスクな運用もあり?
最後に、20代だからこそ享受できるメリットについても触れておきましょう。
資産全体のリスク割合を高めにしても大丈夫
年代が上がるにつれて、働けなくなるリスクや老後資金確保に備えてリスクはとりにくくなります。しかし20代であれば、まだまだ働いて資金を調達することもできますし、老後までには十分な時間もあるでしょう。ほかの年代にはまねできない投資ができるのが20代のメリットです。
投資資産に占めるリスクの割合を高めに設定すれば、リターンが高まる可能性があります。それによって、目標金額までの投資期間を短縮できるかもしれません。ただあくまでも可能性なので、実際に成功するかどうかは運用次第であることを忘れないでおきましょう。
ある程度リスクをとっても失敗後のリカバリーがきく年齢
20代はリスクがとれる年代と紹介しましたが、万が一損失を出してもリカバリーできる年齢でもあります。「人は失敗して強くなるもの」といわれることもあるように、投資の世界でもさまざまな失敗や経験を積むことで運用成果も変化してくるでしょう。一度失敗すれば、また同じ失敗をしたくない気持ちから、さらに勉強し相場を見極める力も養われます。
いろいろな知識や経験を吸収することで、投資家としてパワーアップできるのです。もしそれが50代だったとしたら、20代に比べ、精神的にも金銭的にも失敗のダメージは大きくなるでしょう。50代でも気持ちを切り替えてリカバリーする人はたくさんいますが、やはり20代のほうがリカバリー後、さらに成長できる可能性も高いといえるのではないでしょうか。
20代は投資でさまざまな経験を積める時期
20代は投資だけでなく、さまざまなものに目を向けて知識や情報を収集し、経験を積める時期といえます。そうすることで年齢を重ねたときに、失敗や負けを知っている人はそのぶん強くなり、人の気持ちにも向き合うことができるからです。
これは投資にもいえることで、失敗からたくさんのことを学ぶことができます。失敗やリスクをとるのは誰もが怖いものですが、今では少額から始められる投資も増えています。まずは少額投資で、投資の第一歩を踏み出してみるのもよいかもしれません。
また、手数料負担が軽いネット証券で口座開設するものよいでしょう。そうすれば自然とニュースや経営などに興味もわき、勉強してみたいという気持ちも出てきます。それが自分の知識や経験となり、各方面で役立つときがくるかもしれません。20代は投資を始める格好の年代ともいえるのです。
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