さらなる発展が期待されるD2C。重要なのはブランディングと商品力
自社で商品の企画・製造・販売を行うD2Cは「運営コストを抑えられる」「顧客のニーズに応えられる」という特徴がある。消費者側から見ても低価格で品質の良いものを購入できる点は大きなメリットだ。ただしD2Cであればすべての企業がうまくいくわけではない。「ブランドの認知度を上げる」「ファンを増やす」「魅力的な商品を作る」といった強みがないと消費者の心はつかめないだろう。
これからD2Cというビジネスモデルの成功を目指すのであれば、商品開発と同時にブランディングにも力を入れていくことが非常に重要となってくる。
著:田尻 宏子
2級ファイナンシャル・プランニング技能士。証券外務員第一種資格保有。証券会社・生命保険会社・銀行等複数の金融機関勤務の後、2016年末からライターとして活動を開始。株式投資・生命保険の加入や見直し・クレジットカードの解説記事や家計管理についての記事、金融用語解説などの分野を中心に多数執筆。また、学生時代に取得した博物館学芸員資格をもとに日本各地の文化・歴史についての記事も執筆する。「とっつきにくい金融情報を分かりやすく正確に読者にお伝えする」「どんな分野でも誰もが読みやすい記事を書く」をモットーとする。