米国の教育者の調べによると、小中高生のうち、29%が視覚優位タイプ、34%が聴覚優位タイプ、37%が運動感覚・触覚優位タイプということです。運動感覚・触覚優位タイプが一番多く、かつ視覚優位タイプが一番少ないというのは、意外だったのではないでしょうか。
自分がどのタイプかがわかれば、それに合った情報の取り入れ方をすることで学習効率が高まるというわけです。
このように、人の認知特性はさまざまです。「VAKモデル診断」というキーワードで検索すれば、自分のVAK優位度を診断できるというサイトが出てきますが、簡易的なものですので参考程度にしかなりません。
ともあれ、速聴速読という方法であれば、視覚優位タイプであれ、聴覚優位タイプであれ、6割強の人をフォローできる計算です。
さらに、部屋の中だと煮詰まるようなタイプの人は、外出して喫茶店などで速聴速読を行えば、さらに学習効率は上がるかもしれません。
自身のVAKタイプをなんとなく把握したうえで、さまざまな組み合わせを考え、自分にとって最高の速聴速読法をカスタマイズしてみてください。