金融機関の種類と選び方の知識
金融機関にはさまざまな種類があり、取引する金融機関をどうやって選べばいいか悩むこともあるだろう。続いては、金融機関の種類ごとの違いについて簡単に解説する。
金融機関は、次の3つに大別される。
さらに民間の金融機関は、次のように分類される。
銀行については、さらに次のように分類される。
中小企業がメインバンクを選ぶときは、まず地域密着でサービスを提供する地方銀行や第二地方銀行を検討したい。都市部の大手企業中心のメガバンクと比べると、地元の中小企業の支援に力を入れている銀行が多いからだ。
信用金庫や信用組合を検討するのもいいだろう。銀行と違って非営利法人のため、地域の利益を優先する姿勢が強く、熱心に地元企業を支援してくれる担当者もいる。
そのほか、商品やサービスを全国に展開しているならメガバンクの口座を開設したり、オンラインでの販売を行っているならネット銀行の口座を開設したりするのもいいだろう。
金融機関の立場を考え「長く付き合いたい企業」になろう
事業を末永く続けるためには、独りよがりではうまくいかない。顧客目線で商品やサービスを展開するだけでなく、取引先の立場になって良好な関係を築くことが大切だ。
いざというときの資金調達先である金融機関は、取引先の中でもかなり重要なポジションだろう。金融機関と上手に付き合えば、予測できない事態に陥ったとき、会社を倒産から守ることにつながるはずだ。
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文・木崎涼