日経平均 | 37,667.41円 ▼202.10円 |
為替 | 1ドル=153.58円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 19億2,858万株 |
売買代金 | 4兆4350億23百万円 |
値上り銘柄数 | 706銘柄 |
値下り銘柄数 | 871銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 101.69% |
市況概況
半導体株売りで指数は冴えない
米国株はまちまちだったが、半導体株などが安かったことで夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も安く、本日の日本市場は売り先行となった。
それでも昨日の大幅下落の反動もあり、寄り付きの売りが一巡となると買戻しや値ごろ感からの買いなども見られ、全体的に堅調となった。指数に影響の大きな半導体関連銘柄が大きく売られて指数を押し下げ、日経平均も38,000円を超えると上値の重い展開となった。
昼の時間帯も特に方向感は見られなかったのだが、後場に入ると半導体関連銘柄の売りがきつく、日経平均は38,000円を下回り下値を試す動きとなった。
それでも半導体関連銘柄以外は値持ちの良いものも見られ、昨日の終値近辺では下げ渋る展開となった。引けを意識する時間帯からは手仕舞い売りに押されるものも多くなり、急速に下げ幅を広げ、結局週末の手仕舞い売りに押される形で売られたものがさらに売られ安値圏での引けとなった。
小型銘柄も値ごろ感から買い直されるものも見られ総じて堅調だった。グロース250指数やグロース株指数は一時大幅高となるなど堅調だった。先物はまとまった売り買いが散発的に見られ、指数を動かす場面もあったが、断続的に方向感を持って売り買いを急ぐということでもなく、先物主導ということもなかった。
半導体関連銘柄の下げがきつく、日経平均は冴えない展開となったが、さすがにそろそろ下げ止まるのではないかと思う。割安感が強い銘柄などもあり、決算発表が本格化するなかで買い直される銘柄も多くなると思う。為替も利上げを織り込んで円高一服ということであれば改めて円安効果での上振れも期待され、割安感が強まるのだと思う。
テクニカル分析
日経平均
下値を試す動きとなった。38,000円台を維持できず売り直され下値模索となった。上髭の長い陰線ということでここからの反発も期待される形となった。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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