
日経平均 | 36,928.63円 △148.97円 |
為替 | 1ドル=144.24円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 19億8,146万株 |
売買代金 | 4兆4795億47百万円 |
値上り銘柄数 | 876銘柄 |
値下り銘柄数 | 688銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 101.02% |
市況概況
堅調ながらもなかなか37,000円に届かず
米国株が堅調で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったことから、本日の日本市場は買い先行となった。寄り付きの買いが一巡となった後は手仕舞い売りに押されてじりじりと上げ幅縮小とな36,600円のところまで売られたが、そこから買い戻しが入り再度36,800円台まで買われ結局値持ちの良い展開となった。
昼の時間帯は明日のオプションSQ(特別清算指数)に絡んでか、先物が買われ、後場は一段高の始まりとなった。ただ、寄り付きの買いが一巡となると上げ幅を縮小、いったん38,800円台まで売られ、その後切り返すという状況で堅調ながらも上値は重かった。
トヨタの決算発表などが見られたが特に市場全体で反応するようなこともなく、指数は全く動かず膠着状態となった。前場同様に37,000円を意識した水準で値持ちは良いが37,000円に届かず、明日のオプションSQ(特別清算指数)を控えての思惑なども特に見られたわけでもなく、最後まで方向感は見られなかった。
小型銘柄は手仕舞い売りに押されて総じて冴えないものが多く、グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られ、指数を動かす場面はあるものの、大きな流れを変えるようなことも、方向感を持って売り買いされるということでもなかった。基本的には上がれば売り、下がれば買いという状況が今日も多かった。
全体的に堅調ながらも上値が重いという状況が続いている。特に買い上がる材料も売り急ぐ材料もないということなのだろうが、決算発表が本格化するなかで為替の影響が懸念され、ここからも為替の動向で一喜一憂することもあるのだろう。基本的にこの水準であれば、まだまだ方向感に乏しいということだろう。
テクニカル分析
日経平均
遅行スパンがローソク足を抜けたものの、日々線は75日移動平均線や雲に上値を押さえられた形となっている。ここからは上値の重さが嫌気されて遅行スパンがローソク足に連れて調整となるのだと思う。
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