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2016年こそ「家計黒字化」計画!見直すべき3つのこと

(写真=PIXTA)
(写真=PIXTA)

2016年がスタートしたが「今年こそ!」とさまざまな抱負をもっている人も多いだろう。なかなか実行できないダイエットなどもあるが、今回は相談の多い家計の見直しについて考えていきたい。「なんだかいつも家計が赤字になってしまう」「赤字はボーナスで補填している」など、日々のやりくりの悩みをどうしたらよいのか「家計黒字化」計画を立てるために見直すべきポイントはどこなのだろうか。3つのポイントを見ていきたい。

臨時費用を計画的に管理

家計のやりくりで、月々の収支を圧迫する大きな要因は「臨時費用」だ。車を所有している場合は、毎年5月の車税、2~3年おきの車検・保険の年払い、タイヤや車の買い替え。住宅を所有している場合は、固定資産税、修繕費、帰省費用、結婚式やお葬式・お年玉などの交際費。子どもがいるケースでは冬休みなど短期だけの塾やスキー教室、インフルエンザの予防接種。ほかにも家電の買い替えや旅行など臨時ででていく出費はさまざまだ。

毎月の固定費、つまり、毎月決まってでていくお金はある程度決まっているが、この臨時費用が毎月の収支を圧迫し、その補填をボーナスで行わざるをえなくなることも多い。マイナスが大きくなると家計のやりくりのストレスにもなる。

そこで、お勧めしているのが「臨時費用を計画的に管理すること」である。まず、3〜5年の期間で予想される臨時支出を書き出す。それを1か月当たりに割り戻し、それを毎月、臨時費用用のお金としてプールしていく。

例えば、車検15万円(2年に1度)、車税5万円、インフルエンザ予防接種1万8000円(小学生2人と両親の計4人で3000円×6回接種)、交際費5万円、国内旅行20万円とする。1年あたりの費用を計算すると、7.5+5+1.8+5+20=39.3万円、1か月あたりだと39.3÷12=3.275となり、月々プールしていきたい臨時費用は3万2750円となる。

この金額を臨時費用用通帳などにいれておき、それぞれの臨時支出が発生した時にその中から支出していくと毎月の家計費を圧迫することはなく、ボーナスから補填しなければならない事態もまぬがれる。

金額が大きくなりすぎてしまう場合は無理をせず、その額の半分ずつでもプールしていくと臨時費用のやりくりが楽になっていく。ボーナスは、あくまでも企業の業績がよかった場合に支給されるものと思っておかないと、ボーナスがカットされたりなくなったりした時の家計へのダメージが大きい。毎月の収入でやりくりするリズムを作っていきたい。

クレジットカードや電子マネーの利用は計画的に

現金を持ち歩かなくても買い物ができることが多くなってきている。その時代背景とともに多くなっているのが「カードの利用方法」の相談だ。支払い明細がきてから買い物をしすぎたと反省する、現金支払ではないので、つい多く買ってしまうなど、様々な悩みがあるようだ。

カードや電子マネーを利用すると「お金を使っている」という意識が低くなりがちなので、しっかりと毎月の予算をたてて使うことが大切だ。現金で使うお金がいくらまで、カードで買い物できるお金はいくらまでという上限を決めて利用していきたい。限度を決めて利用することで請求書がきても慌てることはない。

また、現金・カードなど日々の「やりくり費」の上限を決めて手元におき、現金と同様にカードでの買い物をしたらその手元の金額からカード支払い用の封筒にとりわけ、カードの請求がきたらこの封筒に取り分けておいたお金を入金するという方法もあり、筆者はこの方法でやりくりしている。「やりくり費」封筒の残高が減っていくので、買いすぎ防止にもつながる。ポイントが貯まって現金払いよりお得なこともあるので、カードは上手に活用していきたい。

固定費を見直して家計を抜本改革

毎月定期的にでていく支出である「固定費」。これを見直すことで家計の抜本的な改革ができる。効果の大きいものとしては、インターネットのプロバイダー・スマホなどの通信費・家賃や住宅ローンなどの住居費、保険料である。

住宅ローンに関しては、金利がポイントだ。変動で金利があがってしまうケースでは、諸費用はかかれど、ローンの借り換えをしたほうが有利なこともある。借主の健康状態によっては新たなローンを組むと団体信用生命保険に加入できないこともあるので、諸条件を考慮して検討すると、かなり金利の節約になる。また、生命保険に関しては「住宅の次に高い買い物」といわれることもあるくらい大きな支出である。何もなければ証券1枚に数百万という支払いになることもある。

どこかの会社専属のアドバイザーだとその会社だけの商品でのアドバイスをせざるを得ない。公平な視点で判断できるプロのファイナンシャルプランナーに相談してみるのもよい。相談料を払っても、中立的なアドバイスは大切である。家計のやりくりを総合的に判断して「家計の黒字化」をしていくことが重要だ。

稲村 優貴子 ファイナンシャルプランナー(CFP)、心理カウンセラー
大手損害保険会社に事務職で入社後、お客様に直接会って人生にかかわるお金のサポートをする仕事がしたいとの想いから2002年にFP資格を取得し、独立。現在FP For You代表として相談・講演・執筆業務を行い、テレビ・新聞・雑誌などのメディアでも活躍中。FP Cafe登録FP。

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