住宅ローン,相談,アドバイザー
(写真=PIXTA)

第3回では住宅ローン選びのポイントについて解説した。ポイントが分かったとしても、星の数ほどある住宅ローンに関して、どの住宅ローンを選択すべきか分からないと感じる人は多い。住宅ローン選びに関してはアドバイザーを活用するという方法もある。

住宅ローンの相談ができるところは少なくないが、それぞれの相談先によってメリットとデメリットがある。第4回は住宅ローンの相談先について解説していく。

目次

  1. 銀行?FP?住宅ローンの相談はどこでする?
  2. 金融機関の担当
  3. 不動産会社の担当
  4. 会社の上司や同僚
  5. FP(ファイナンシャルプランナー)
  6. 住宅ローンの相談は無料でもできる?
  7. 相談する前に準備しておきたい必要書類
  8. こんな資格も!住宅ローンアドバイザーとは?

銀行?FP?住宅ローンの相談はどこでする?

住宅ローンには大きく分けて4つの窓口がある。金融機関の担当、不動産会社の担当、会社の上司や同僚、FP(ファイナンシャルプランナー)だ。 これら4つにはそれぞれ特徴があり、誰に何を質問したらよいかが決まっている。逆に、質問してはいけない内容もある。なぜなら、それぞれは営業であり自分の売りたい商品を勧めてくるからだ。

金融機関の担当

物件購入や住宅ローンの借り入れは相談しやすい。土日に無料相談会をやっていることもあり、会社員も利用しやすくなっている。また、事務手続きの相談もしやすい。しかし、金融機関の担当も営業であるため勧めてくるのは自行の住宅ローンだけだ。金融機関の担当の言葉を鵜呑みにするのではなく、他の金融機関のアドバイスも参考にするべきだ。

不動産会社の担当