消費者物価指数,インフレ
(写真=Thinkstock/Getty Images)

目次

  1. 「昔と現在の価値」を比較する方法
  2. 消費者物価指数はどうやって調べるのか
  3. 「コア指数」「コアコア指数」とは
  4. 指数から外れた「お子様ランチ」と「アイロン」
  5. 「ししゃも」からみる消費動向とは

「昔と現在の価値」を比較する方法

ニュースなどで、物価が上がるとか下がるとか、耳にすることがある。その指標の一つに使われている「消費者物価指数」にまつわる話を紹介しよう。

例えば、消費者物価指数を使えば「昭和40年と比べて最近の物価はどうなっているのか?」を調べることができる。平成27年の1万円と昭和40年の1万円の価値を比較する場合、下記のようにそれぞれの年の「消費者物価指数」で求めることが可能である。

1804.0(平成27年)÷443.2(昭和40年)=約4.1倍

つまり、昭和40年の1万円は、平成27年の物価に換算すると4万1000円の価値があることになる。

1970年代から1990年代までは、どんどん物価が上昇していたものの、いまの時代は物価の上昇がゆるやかで、20代、30代の人には「物価が上がる」「インフレになる」というイメージがつかみにくいかもしれない。

消費者物価指数はどうやって調べるのか

まず、家計の中で一般的に消費される品目(585品目)を選び出し、全国に880人いる調査員が、実際にどんな価格でそれらが販売されているのか、スーパー・百貨店などを訪れて調べるのである。そのようにして調べた商品価格の増減率を加重平均して算出したのが「消費者物価指数」である。

この調査対象のお店は、ディスカウントストアなどの量販店のほか、PB(プライベートブランド)が含まれることもあるというのは、想定外といったところだろうか。

「コア指数」「コアコア指数」とは