投資の名著
(写真=PIXTA)

目次

  1. 正しい知識を学び投資力をアップ
  2. 利益を残すためにはリスクコントロールが重要
  3. 取引量が心理面に与える影響
  4. 常に一定の心理状態を保ったトレードを
  5. 成長株投資の具体的な方法を学びたい投資家向け
  6. 株式市場の「裏側」を知ることのできる良書
  7. 企業の株式的な価値を評価するためには?
  8. バリュー投資の様々な考えを学びたい投資家向け
  9. 量でなく質が大事

正しい知識を学び投資力をアップ

投資力を高めるためには、経験と知識が必要だ。経験を積む方法は実際に市場で取引してみる以外にないが、知識はさまざまなメディアから取得することが可能である。

ただし、残念ながらウェブサイトでも書籍でも正しいとは言い難い知識も氾濫しているため、定評のある正しい知識を選別することが必要となってくる。 今回は投資の力を高めるための投資の名著を紹介したい。初心者から投資をある程度経験している上級者まで、幅広く読めるようなラインナップとなっている。

利益を残すためにはリスクコントロールが重要

『 投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識 』
著者:ハワード・マークス
出版社:日本経済新聞出版社

初心者から上級者まで、幅広い投資家にお勧めの1冊。

賢い投資家とは、リスクを限定してリターンを最大化する投資家のことだ。特に初心者に見られるミスのひとつとして、リターンを求めるがゆえにリスクをほとんど考慮せずに取引してしまうというものがある。しかし本書を読むことで、利益を残すためにはリスクコントロールが重要だとわかるはずだ。

取引量が心理面に与える影響