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※この記事は2018年2月に掲載されたものを再編集しています。
新時代のエンタメビジネスモデル
【第6回】まで、本連載では外食、アパレル、不動産、飲料水、医薬品、100円ショップと多種多様な業界のトップ企業を取り上げて株式のトレンドを追ってきた本連載。 最終回となる【第7回】では、新時代のエンタメビジネス「Youtuber」のプロデュースを事業とするUUUM。視聴デバイスがテレビからスマホへ、メディア運営がテレビ局から個人から移る時代のなかで、破竹の勢いで売上を伸ばすUUUMのビジネスモデルに迫る。
なりたい職業はYoutuber
子供の頃、読者のみなさんはどんな職業に憧れただろうか? 筆者は幼少期にはバスの運転手さんに憧れ、小学生時代はプロ野球選手を目指したものだ。だが、時は流れて21世紀の現在、子供たちの憧れの職業として赤丸上昇中なのが「YouTuber」である。何しろ、トップクラスのYouTuberは億単位の年収を稼ぐというから驚きだ。
ところで、株式市場では昨年、UUUM <3990> という会社が上場して話題を呼んだ。実はこのUUUM(※ウームと読む)は、日本のYouTuberの中でもスーパースターと呼ぶべき存在であるHIKAKINがファウンダー・最高顧問に名を連ねる会社なのだ。
「うーむ、おじさんでもYouTuberで稼げるかしら?」と思わずダジャレを言いたくなる気持ちを抑えつつ、今回は新しいビジネスモデルに挑戦するUUUMの魅力に迫ってみよう。