「美人は生涯で3000万円得している」という海外大学の研究結果がある。池上彰氏がMCを務める深夜番組や、人気書籍『ニューヨークミリオネアの教え 幸せをつかむ人ほど「見た目」にお金を使う』(大和書房)でも取り上げられており、耳目にした人もいるのではないだろうか。

本当に美人は3000万円得をするのだろうか。やや主観的になってしまうが考察してみたい。なお本稿および筆者は、身体的特徴で女性に優劣をつけたり、差別的な論調を助長したりする意図は全くないことを予め書き記しておきたい。

美人,見た目,外見
(画像=kiuikson/ Shutterstock.com)

高給な仕事に就く可能性が高まるから?

美人は、自身で仕事をするうえで、その美貌が有利に働くケースがある。典型的なのはアイドル、女優、アナウンサーなどだろうか。これらの職業人がすべからく高給であるわけではないが、少なくともトップ層は日本人の平均よりも高給であることは間違いない。

「顔採用」という言葉自体は誰でも知っている。本当に顔採用を行っている企業があるかどうかは定かではないが、仮に、他の評価項目が全くイーブンである場合、外見が良い女性を採用したくなるのは人情というものだろう。

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男性からプレゼントを受け取れるから?

恋愛市場において、美人には優秀な男性が積極的に寄ってくる。反対に、一般的なステータスの男性は「自分が求愛しても受けてもらえるはずがない」と尻込みしてしまうことが多いのではないだろうか。

高収入や社会的地位の高い男性は、自分を選んでもらうべく、高価な物品をプレゼントしたり、高給レストランに連れていったりする。人生という長い単位で、それが積もり積もると総額はかなりの額に及ぶかもしれない。

人が寄ってくるのでビジネスチャンスが多い?

社交的な性格かどうかによってだいぶ差はあるものの、見た目が美しい人は恋愛市場のみならず、男女問わず人を惹きつける。情報が「第4の経営資源」とも呼ばれる昨今において、多くの人を交流し、情報をインプットできるのは、ビジネスにおいて大きなアドバンテージだ。

収入と外見の好循環

対面の人を判断するのに要する時間はたったの30秒、という調査結果がある。これが事実だとすれば、第一印象はビジネスを進めていくうえでも非常な重要な要素ということになる。事実、グローバルエリートや富裕層と呼ばれる人たちは、自己管理や外見を磨くことに余念がない。

ニューヨークのセントラルパークでは、早朝、本格的なスポーツウェアに身をまとい、真剣な顔で走っている人を多く見かける。ウォール街で高給を稼ぐ金融パーソンは「自分の体をマネジメントできない人が、仕事のマネジメントができるはずがない」という。

「美人だから→人生で多くお金を手に入れることができる」のは一理ある一方、矢印の方向は双方向でもある。つまり、お金を手に入れると「外見を磨く重要性」に気がつく。外見を磨いて、もっとたくさんのお金を稼ぎ、自分のビジネスステージが上がり、もっと外見を磨くようになる。こうやって、収入と外見がスパイラルに好循環を生み出している場合もある。

女性に限らず、男性にも当てはまること

これは女性に限らず、男性にも当てはまることだろう。筆者の知人に何人か富裕層がいるが、例外なく運動をしている。みっともないお腹を見せている人は一人もおらず、朝は早くから起きてジムに通ってから仕事に取り掛かる。

そして、適度に香水を吹きかけていい匂いを身にまとう。着る服もパーソナルスタイリストに依頼して自分では選ばない。100万円以下の時計をしている人は皆無。足元を見ると、いつでもピカピカに磨かれた高級靴を履いている。だからこそ、彼らは富裕層であり続けるのかもしれない。

外見の定義には、言葉遣いや所作、食事の作法なども含まれるだろう。男女問わず、富裕層やグローバルエリートの姿勢を見習って、収入と外見、そして内面も磨いていきたいものだ。(黒坂岳央、高級フルーツギフトショップ「水菓子肥後庵」代表)

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