一般的に、歯科医といえば「虫歯になったとき」「歯が痛くなったとき」に行くイメージの病院であり、あまり良いイメージを持っている人は少ないのではないだろうか。しかし、富裕層の間では、歯医者は定期的に通うものという認識が当たり前になっている。今回は、東京の富裕層の歯科事情について紹介したい。

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(画像=bezikus/shutterstock.com)

富裕層ほど歯に対する意識が高い理由とは?

なぜ富裕層は歯に対する意識が高いのだろうか。理由は主に2つ考えられる。

1つは、歯の健康の重要性が高まっているからだ。歯が健康に与える影響は大きいと言われている。最近では、歯周病は生活習慣病の一環とされており、糖尿病や骨粗しょう症と関連があるとも言われているようだ。歯周病は虫歯と異なり自覚症状が少なく、気づいたときにはすでに病状が進行している可能性もある。富裕層は、歯周病を防ぐために、定期的に健診を受け、自身の健康状態をチェックしているのだ。

もう1つは、歯がイメージに与える影響が大きいということだ。歯並びの良さや歯の白さは、そのまま顔のイメージ、その人そのもののイメージに直結する。日本より歯に対する意識が高いヨーロッパでは、歯科矯正が保険適用になる国もあるほどだ。

富裕層であればあるほど、自身のイメージ戦略を重要視する。そのため、定期的に歯医者に通うことで、歯の状態を美しく保っている。健康とイメージ、両方の観点から、富裕層は歯に対する意識が高く、定期的に歯科医に通っているだ。

最新の歯医者はここまで進化している

歯の意識への高まりに伴い、歯医者側も最新の技術や技法を使い、患者のニーズに答えようとしている。そのため、最近の歯医者の技術の進歩は著しく、歯をより自然な状態に、より美しい状態にできるようになっているのだ。

その1つが「デュアルホワイトニング」だ。ホワイトニングにもいろいろ種類がある中、最近人気が高まっているデュアルホワイトニングは、歯医者で薬剤を使い、レーザー照射により歯を白くするオフィスホワイトニングと、家でマウスピースを用いて、歯を白くするホームホワイトニングを組み合わせた治療法だ。より白く、自然な歯になるのが特徴であり、特に女性に人気が高い。

また、歯並びの矯正に、セラミックを使う「ラミネートベニア」と呼ばれる治療法も、最近よく使われている。もともとは差し歯材料としてセラミックを使っていたのだが、このセラミックを歯並びや歯周病の改善のために使う治療法だ。1本あたりの費用も入れ替えるよりは安い。

東京の富裕層が通う歯医者はどこ?

では、東京の富裕層はどのような歯医者に通っているのだろうか。代表的な歯科を紹介したい(選定は筆者の個人的見解)。

●KU歯科医院

KU歯科医院は、東京に7店舗、大阪に1店舗の計8店舗を展開する歯科だ。KU歯科医院の特徴として、歯科総合クリニックを標ぼうしていることが挙げられる。

実際、歯の治療と言っても、口腔外科の領域だったり、麻酔の領域、はたまた、歯周病の領域だったりなど、様々な領域が関与していることが多い。しかし、日本の歯科では、一人の歯科医が総合的に診療しているのが現状だ。KU歯科医院では、チーム治療を掲げており、専門性の高い歯科医が状況に応じて治療してくれるのが特徴だ。もちろん、無痛治療など、治療法でも最先端の治療を行っている。

●番町美容歯科

番町美容歯科は、美容歯科に特化した歯医者だ。当院は、矯正やホワイトニングなど、美容に関わる部分のみを行っている。ミス日本の協賛歯科としても知られており、多くの芸能人が番町美容歯科に訪れるそうだ。美容歯科として、様々な技術を導入しており、矯正1つとっても、マウスピースを使う方法や従来型の方法など、患者の方針にそった治療を提供している。

富裕層が「かかりつけ歯医者」を持つ理由

歯は、イメージの面でも、健康の面でも、その重要性が非常に強く言われるようになっており、健康意識の高い富裕層の間では、かかりつけの歯科を持ち、定期的に治療やホワイトニングをするのは、半ば当たり前のようになっている。

こういった治療は自由診療であることが多く、費用はまちまちだが、健康以上に得られるものも多いかもしれない。口の中のトラブルを防ぐために、富裕層でなくとも定期的に通いたいものだ。(ZUU online 編集部)