富裕層,ワイン,ワイナリー
(画像=pilipphoto/Shutterstock.com)

富裕層がワイナリーを持つ理由

「メンタルコントロールとワイナリーに何の関係があるのか?」そう思われた方もいるかもしれない。富裕層は忙しいなかでも仕事以外の趣味でリフレッシュしている人が多いが、とりわけワイナリーは富裕層に選ばれやすい趣味なのだ。

つまり、ワイナリーは多くの富裕層のメンタル面をサポートし、仕事へのエネルギーを生み出している。では、なぜ富裕層はワイナリーを好むのだろうか。それについて考察すると、ワイナリーとビジネスの共通点が見えてきた。

ワイン愛飲家、コレクター、そしてワイナリーオーナーへ

「富裕層はワインを飲む」そんなイメージを持っていないだろうか。実際、筆者の回りにいる高収入経営者でお酒を飲む人は、例外なくワイン好きで銘柄にも詳しい。ある不動産経営者は1本数十万円もするワインを指して「熟成と値上がり益を期待して買った。値上がりしなければ自分で飲むという出口戦略がある」と話をしてくれたことがある。

なかには趣味が高じて飲むだけでは飽き足らず、自分のワイナリーを持ってしまった人もいる。今回はワインを飲み、集め、そしてワイナリーを持ってしまった経営者の話をお伝えしよう。

その経営者は元々ワイン愛飲家だった。ビジネスで成功を収め、趣味でワインを楽しんでいた彼はいつしかコレクターとなり、Opus Oneを中心にロマネ・コンティ、ラ・ターシュ、エシェゾー、リシュブールなどの高級ワインを多数保有、最終的には自前のワイナリーを設立するまでになった。

そのコレクションを拝ませてもらう機会があったのだが、ワインコレクションというよりワインの博物館といったほうが正しいだろう。1本1000万円以上するものや、熟成を通り越してワインとして飲めなくなってしまったヴィンテージなど珍しいワインがズラリ。これらのコレクションは総額1億円以上と思われる。

経営者はワイナリーをどう見る?