先月中旬からスタートし今月に入って一段と本格化した小売企業を中心とした2月決算企業の上期決算発表ですが、それも昨日でほぼ終わりとなりました。こうしたなか10日には9日までの決算発表を集計しましたが、今回は10日から昨日までの決算発表を早速集計してみました。

(画像=PIXTA)
それをみると折り返しの上期決算ということもあって通期の業績予想を修正する企業も幾つかみられました。例えば安川電機(6506)が通期の営業利益の見通しを465億円から250億円へと下方修正したほか、良品計画(7453)も通期の営業利益の見通しを引き下げています。ただ、良品計画は下期の見通しを据え置いたこともあって決算発表後の株価は大きく上昇しています。


(画像=マネックス証券)
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト
【関連リンク マネックス証券より】
・米国企業の決算と中国の経済指標に注目
・災害の甚大化。我々にできることから・・・
・3月決算企業の決算発表が本格化 下方修正でも買われる流れが出てくるか
・米中貿易協議の陰にあるもの
・国際マネロン審査本格化:個別金融機関への実地審査を注視
経営者・富裕層など400万人が利用中
金融業界の新着情報をメールマガジンでお届け
厳選された有料記事を月3本までお試しできます
金融業界の新着情報をメールマガジンでお届け
厳選された有料記事を月3本までお試しできます
無料会員に登録する