株式投資では株価の値上がりに関心が向かいやすいといえます。しかし、株式投資には配当や株主優待といった魅力もあります。そして11月決算の銘柄は3月決算の銘柄と比べて企業数が限られますが、それでも魅力的な配当利回りのものを幾つかみつけることができます。そこで今回は権利付き最終売買日が27日に迫っていることもあり11月末決算銘柄のなかから配当利回りが2%以上のものをピックアップしてみました。
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(画像=PIXTA)
そのなかには配当利回りが3%を超える銘柄も幾つかみられます。例えばサムティ(3244)では配当利回りが3%台後半となっているほか、モリト(9837)でも3%台前半の配当利回りとなっています。さらにサーラコーポレーション(2734)の配当利回りも3%に近い水準となっているうえ、大阪有機化学工業(4187)と北興化学工業(4992)でも2%台後半の配当利回りとなっています。
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(画像=マネックス証券)
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト
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