入念な準備をして、いざ不動産投資を始めようと思った際に、家族から猛反対されたら、あなたならどうしまか?資金面などの問題はクリアできていても、家族からの反対を理由に不動産投資を諦める人も意外と多いそうです。

今回は、家族が反対する理由や隠された心情について解説した上で、家族に理解してもらうための伝え方を考えていきます。不動産投資を始めたい方はぜひ参考にしてください。

「家族の理解」は最後の関門!不動産投資を実現するために

不動産投資
(画像=PIXTA)

安定的に家賃収入を得られる不動産投資は、優れた投資方法の一つです。不動産会社選びと物件選定さえ慎重に行えば、ほったらかしでも堅実に資産形成できるため、本業に専念したいビジネスマンに適しています。

老後の備えとして、不動産投資を始めたいと考える人も多いでしょう。しかし、家族に反対されそうで言い出せないという声をよく聞きます。また、勇気を出して相談したものの、なかなか理解してもらえず、困っているという人もいるでしょう。

しかし、「言い出しにくいから」「反対されたから」という理由で、せっかくの投資機会を逃してしまっても良いのでしょうか。資産形成のチャンスを逃してしまったばかりに、将来切り詰めた生活を送らざるを得なくなるのは、他ならぬ自分や家族なのです。

精神的にも金銭的にもゆとりのある老後生活を送りたいと願うなら、きちんと家族と向き合っていく必要があります。家族の理解を得ることは、不動産投資を始めるための最後の関門と言えるでしょう。

不動産投資に家族が反対する理由とは?代表的な理由を3つ紹介

1つ目は、「不動産投資はお金持ちがするもの」という固定観念です。「うちにそんな余裕はない!」といった発言は、無意識に不動産投資を自分の生活に見合わないと決めつけることから生まれます。

2つ目は、「ローンを組むのが不安」という借金アレルギーです。しかし、奨学金や住宅ローン、車のローンなど、人生でローンを組んだ経験を持つ人は少なくないでしょう。他のローンを引き合いに出しつつ、「ローン=悪」という思い込みを取り除いていく必要があります。

3つ目は、「詐欺なのではないか」という不信感です。人間はお金に関しては、誰しも「騙されたくない」と思っているものです。これもある意味当然の心の働きなので、粘り強くメリットを伝えていくことが大切です。

家族の理解を得るために――伝え方の工夫を具体的に解説

家族の理解を得るうえで大切なのが、まず相手の反対する理由を受け入れることです。

「金額が大きいから、不安に思うのも当然だけど……」「突然こんな話をして、詐欺じゃないかと疑う気持ちも理解できるけど……」と、まずは共感の言葉を挟みましょう。これだけで、相手の気持ちを引き寄せることができます。

家計管理を長年家族に任せてきたなら、そのことへの感謝も忘れてはなりません。そのうえで、「任せっぱなしにしてきたけど、自分なりに将来のためにできることを真剣に考えてみたんだ」ということを伝えれば、家族は聞く耳を持ってくれるはずです。

こうしてお互い冷静に話し合える環境が整ってから、不動産投資のメリットや成功事例を伝えていきましょう。たとえば、下記のような切り口が考えられます。

・住宅ローンや車のローンと違い、不動産投資は人に話さない人も多い。だから身近で話を聞かないと感じるかもしれないけど、実際投資に取り組んでいる人はたくさんいる。

・不動産投資ローンの返済原資は、家賃収入。生活費を圧迫するわけではない。むしろ、団体信用生命保険に加入するから、生命保険を見直して、保険料を減らせる可能性もある。

・退職金が減って、公的年金も当てにできない時代。貯金だけでは限界があるというのは、誰もが感じ始めていること。株式やFXなどリスクの高い投資とは違い、不動産投資なら、堅実に資産形成できる。

また、相手の抵抗感が少し薄れたタイミングで、不動産投資セミナーに誘ってみるのも1つです。「話を聞くだけ」「詐欺かどうか実際に聞いて確かめてみたらいい」と伝え、一緒にセミナーに足を運びましょう。

そして、家族の理解を得るうえで最も大切なのは、「家族のために考えたこと」だときちんと伝えることです。投資という方法論だけではなく、「一緒に幸せな老後生活を送りたいから」という目的の部分を丁寧に伝えましょう。

そうすればきっと、あなたの想いは大切な家族に伝わるはずです。

(提供:マンション経営ラウンジ

>>【無料eBook】2020に向けた東京不動産の今