テレワークで通勤時間がなくなり、時間に余裕が生まれた人は多いでしょう。可処分時間が生まれたことで、投資をはじめとした資産形成について、真剣に考え始める人も増えています。

今回は、テレワークが進む今だからこそ考えたい、将来に向けた資産形成について、わかりやすく解説します。

緊急事態宣言でテレワークを実施する企業が2倍に?

資産形成
(画像=PIXTA)

新型コロナの世界的な感染拡大により、日本でも2020年4月に緊急事態宣言が出されました。緊急事態宣言後のテレワーク実施率について、株式会社パーソル総合研究所は、全国2.5万人規模の大規模な調査を行っています。

同調査によると、3月半ばのテレワーク実施率は13.2%だったのに対し、緊急事態宣言後の4月半ばのテレワーク実施率は27.9%に跳ね上がっています。1ヵ月で約2倍以上の企業が、テレワークを導入したことがわかります。

また、「新型コロナが収束した後もテレワークを続けたいか」という問いに対しては、53.2%が「続けたい」と回答しました。年代別にみると、20代が60.7%、30代が63.3%、40代が50.3%、50代が41.9%となっています。

緊急事態宣言の解除にともない、徐々に出社へと切り替える企業も出てきましたが、大きな流れでいえば今後もテレワークは普及していくと考えられます。

テレワークで生まれた時間をどう使うか

テレワークのメリットは、時間的・精神的ゆとりが生まれることです。「通勤時間がなくなり、家族との時間を持てるようになった」「満員電車で通勤するストレスから解放された」といった声を、インターネットやSNSで頻繁に目にします。

ここで大切なのは、「テレワークによって生まれた時間を何に使うか」です。「ついネットサーフィンをして時間をつぶしてしまった」「動画サイトを見ていたら気づけば時間が過ぎていた」といったことになっては、意味がありません。

一度怠け癖がつくと、もとの生活習慣に戻すには骨が折れるものです。せっかくテレワークで生まれた貴重な時間は、「自分の人生をよくする」ために使いましょう。

資産形成と向き合い、将来に備える

メディアでは、新型コロナの影響で相場が急落したことや、乱高下を繰り返していることが報じられています。一方で、オンライン証券会社の株式売買代金や新規口座開設数は飛躍的に伸びているという事実が存在します。

テレワークや外出自粛の影響で空いた時間を、資産形成のために投じた人はたくさんいるのです。何も始めずに時間を無駄に費やしていると、いつの間にか周囲と大きく差が開いてしまうかもしれません。

資産形成にはさまざまな種類がありますが、相場が乱高下を繰り返す現在の市況で、投資初心者がいきなり株式投資を始めるのは得策ではありません。また、FXも替レートを頻繁にチェックする必要があり、本業に注力したいサラリーマンや公務員には向いていません。

あくまで本業に注力しつつ、将来に向けてリスクを抑えて投資をしたいなら、不動産投資が適しています。新型コロナの影響で社会不安が広がったとしても、衣食住の「住」にあたる不動産の需要は、落ち込むことはありません。

不動産投資なら、現状からスタートしても、十分安定的に利益を積み重ねることが可能です。また、不動産投資は不動産会社選び・物件選びをきちんと行えば、その後はそれほど手間をかけずに運用できます。そのため、投資にあまり時間を割けないサラリーマンや公務員に向いている投資方法といえます。

不動産投資で受け取れる家賃収入は、不動産投資の期間に比例します。そのため、不動産投資は早く始めるほどメリットが大きくなる傾向があります。テレワークや外出自粛の影響により自宅で過ごす時間が増えた人は、この機会に投資を始めることを検討してみるとよいでしょう。

(提供:マンション経営ラウンジ

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