SBI証券は、2022年3月末時点の口座数が845万口座(グループ会社含む)を突破し、野村證券の534万口座(2022年3月末時点、残あり口座)を上回っています。iDeCoやつみたてNISAの取扱銘柄数も充実しているネット証券です。

ポイント投資は、SBI証券を含めて複数の証券会社で利用できますが、複数のポイントから選べるのはSBI証券だけです。

ZUU online編集部
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目次

  1. SBI証券のポイント投資の特徴
  2. SBI証券のポイントサービス
    1. 日本株の取引、入庫
    2. 投資信託の保有
    3. 金銀プラチナの購入
    4. SBIラップのおまかせ運用
    5. 新規口座開設
  3. SBI証券のポイントが貯まるキャンペーン
  4. ポイントの貯め方(SBI証券ポイントサービスの場合)
    1. 貯めたいポイントを設定する
    2. 実際に取引をする
  5. ポイントの使い方
    1. Vポイントの使い方
    2. Tポイント、Pontaポイントの使い方
  6. SBI証券なら貯めたいポイントを貯められる

SBI証券のポイント投資の特徴

パソコンを操作して人差し指を画面に向けて分析
(画像=AlexfromtheRock/stock.adobe.com)

SBI証券のポイント投資は、貯めるポイントを4種類から選べます。ポイント投資で競合する楽天証券、マネックス証券、auカブコム証券では貯めるポイントは選べないので、すでに貯めているポイントがある人にとっては選びやすい証券会社です。

SBI証券楽天証券マネックス証券auカブコム証券
貯まるポイント・Vポイント
・Tポイント
・Pontaポイント
・dポイント
楽天ポイントマネックスポイントPontaポイント
ポイントが貯まる主な内容・クレカ積立
・投資信託の保有
・日本株の取引、入庫
・金銀プラチナの購入
・SBIラップのおまかせ運用
・新規口座開設
・クレカ積立
・楽天キャッシュ決済
・投資信託の保有(所定金額達成時のみ)
・日本株、外国株の取引
・先物、オプション取引
・金、プラチナ取引
・クレカ積立
・投資信託の保有
・日本株の取引(株式手数料との交換専用ポイント)
・クレカ積立
・投資信託の保有
使えるポイント・Vポイント
・Tポイント
・Pontaポイント
楽天ポイントマネックスポイントPontaポイント
ポイントが使える主な内容投資信託の購入・投資信託の購入
・日本株の購入
・米国株の購入
・バイナリーオプション
・株式手数料と交換
・仮想通貨と交換
・投資信託の購入
・プチ株の購入
クレカ積立ができるカード・タカシマヤカード
・東急カード
楽天カードマネックスカードauPAYカード
上記以外の特典なし・SPUで楽天市場のポイント還元率アップ(条件あり)
・ハッピープログラム(楽天銀行との連携)
なしなし

楽天証券を口座開設する

SBI証券のポイントサービス

SBI証券のポイントサービスは、2種類に分かれています。

SBI証券ポイントサービスSBI証券Vポイントサービス
貯まるポイント・Tポイント
・Pontaポイント
・dポイント
Vポイント
ポイントが貯まる主な内容・投資信託の保有
・日本株の取引、入庫
・金銀プラチナの購入
・SBIラップのおまかせ運用
・新規口座開設
・クレカ積立
・投資信託の保有
・日本株の取引、入庫
・金銀プラチナの購入
・SBIラップのおまかせ運用
・新規口座開設

クレカ積立で貯められるポイントはVポイントのみです。ただし、SBI証券ポイントサービスを利用している人でも、対応のクレジットカードを持っている人ならクレカ積立は設定できます。

ポイントが貯まる主な内容について紹介しますが、どのポイントを選んでも貯められます。

ポイントが貯まる内容
  • 日本株の取引、入庫
  • 投資信託の保有
  • 金銀プラチナの購入
  • SBIラップのおまかせ運用
  • 新規口座開設

日本株の取引、入庫

ポイントが貯まるのは、スタンダードプランとPTS取引で負担した手数料が対象です。1日100万円まで手数料が無料になるアクティブプランでは貯まりません。

2つのサービスで貯まるポイントは以下の通りです。

【日本株の取引で貯まるポイント】

・SBI証券ポイントサービス:月間で支払った合計手数料(税抜)の1.1%相当
・SBI証券Vポイントサービス:月間で支払った合計手数料(税抜)の3.0%相当

参照:SBI証券

1日1回しか取引しない場合は、100万円以上の取引ならスタンダードプランのほうが安くなります。

例えば、トヨタ自動車を500株買った場合、スタンダードプランの手数料は640円です(2022年7月28日終値の株価2,125円で計算)。税抜の手数料は582円となり、貯まるポイントはSBI証券ポイントサービスで7ポイント、SBI証券Vポイントサービスで18ポイントとなります。

日本株の取引で貯まるポイントについて、同じ条件で楽天証券、マネックス証券と比較すると下表の通りです。

SBI証券楽天証券マネックス証券
貯まるポイント数・SBI証券ポイントサービス:7ポイント
・SBI証券Vポイントサービス:18ポイント
・家族プログラムなし:5ポイント
・家族プログラムあり:11ポイント
0ポイント

貯まるポイント数は、SBI証券Vポイントサービスが最も多くなります。日本株の入庫でポイントが貯まるのは、上記3社の中ではSBI証券のみで、1回の移管につき100ポイントです。

投資信託の保有

投信マイレージとも呼ばれ、投資信託の月間保有金額に対して一定割合のポイントがもらえます。投信マイレージはSBI証券、マネックス証券、auカブコム証券の3社が展開しており、楽天証券は所定金額達成時のみです。

例えば、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を100万円購入して1年間保有した場合、貯まるポイント数を楽天証券、マネックス証券、auカブコム証券と比較すると下表の通りになります。

SBI証券楽天証券マネックス証券auカブコム証券
貯まるポイント数340ポイント190ポイント300ポイント50ポイント

銘柄によってポイント付与率は異なりますが、上記銘柄ならSBI証券が最も高くなります。なお、楽天証券では購入金額を増やさない限りポイントが付与されないため、保有年数が長ければ長いほどSBI証券のほうが有利です。

金銀プラチナの購入

金、銀、プラチナを購入すると、月間の合計手数料(税抜)に応じて1.0%相当のポイントが貯まります。積立買付も対象になります。

SBIラップのおまかせ運用

SBI証券には「SBIラップ」というサービスがあります。AIにお任せして運用する仕組みで、一般的なロボアドバイザーと比較して、過去10年間(2012年1月4日〜2021年12月30日)運用したと仮定すると、パフォーマンスは80%上回ります。ただし、将来の運用実績を保証するものではない点には注意しましょう。

SBIラップでおまかせ運用すると、月間の平均運用金額に応じて年率0.1%(1,000万円未満)または0.2%(1,000万円以上)のポイントが貯まります。

新規口座開設

Webサイトから口座開設の申し込みをした人は、一律100ポイントもらえます。Tポイントのみ「SBI証券限定Tポイント」となり、他のサービスでは使えないポイントになる点に注意しましょう。

手数料や取引できる投資商品も豊富でクレカでの積み立ても可能なため口座開設しておきたい証券会社。

引用元:価格.com

住信SBIネット銀行と連携しているので銀行から証券と資金移動が簡単なのは資金管理にとても利便性を感じます。

引用元:価格.com

一部顧客のフル板が落ちる(画面が消える、再表示には再起動が必要)などの障害が発生した。

引用元:価格.com

注文が入らない時があり、入れたい時に入れることができませんでした。

引用元:価格.com

SBI証券を口座開設する

SBI証券のポイントが貯まるキャンペーン

SBI証券のポイントが貯まるキャンペーンは、以下の通りです。

SBI証券のポイントが貯まるキャンペーン
  • ポイント紹介プログラム(Tポイントのみ)
  • 楽天証券
  • マネックス証券
  • auカブコム証券

・ポイント紹介プログラム(Tポイントのみ)

個人かつ成人を紹介すると、1人当たり5,000ポイントを進呈するプログラムです。年間3人、1万5,000ポイントまでポイントが付与され、紹介する人は家族でも友人でも構いません。ただし、相互に紹介しあう行為や自分を紹介する行為は対象外になるので注意が必要です。

※補足 楽天証券、マネックス証券、auカブコム証券のキャンペーン

補足として、楽天証券、マネックス証券、auカブコム証券でポイントがもらえるキャンペーンを紹介します。なお、もらえるポイントはそれぞれ楽天ポイント、マネックスポイント、Pontaポイントとなります。

・楽天証券①:800万口座達成記念キャンペーン

新規口座開設と初期設定完了で200ポイントが必ずもらえるキャンペーンです。口座開設後、抽選にエントリーすると、2,000ポイントが当たるチャンスもあります。

・楽天証券②:iDeCo口座開設キャンペーン

2つのキャンペーンにエントリー後、2022年11月30日までにiDeCoの口座開設と初期設定を完了すると、200ポイントと抽選で以下のポイントがもらえます。

【抽選で当たるポイント】

・1人:10万ポイント
・5人:1万ポイント
・1,000人:500ポイント

参照:楽天証券「iDeCo口座開設キャンペーン」

ぱっとみ見やすくて良かったと思います。手数料も安いみたいなのでこれから色々と使ってみたいと思いますね。

引用元:価格.com

スマートフォン・パソコン両方で利用しているが、サイトは見やすく非常に使い勝手の良い証券会社だと感じている。

引用元:価格.com

口座の解約が書面でしか受け付けてなく、非常に手間がかかった。

引用元:価格.com

FXで誤動作と思われる酷いスプレッドが表示されたことがあり、スプレッドの開きを他社と比べると安定してるとは思えません。

引用元:価格.com

・マネックス証券①:米国株信用取引口座申込スタート記念!200ポイント&手数料キャッシュバック

2022年中にサービス開始予定の米国株信用取引について、サービス開始日の前日までに口座を開設した人は全員200ポイントがもらえます。2ヵ月間、取引手数料のキャッシュバックもあります。

・マネックス証券②:【投信】毎日つみたて!新規&増額積立キャンペーン

9月末までのキャンペーン期間中に「毎日つみたて」で対象ファンドを1万円以上買付し、2022年7月の買付金額より8月または9月の買付金額が1万円以上多ければ、抽選で800人に1,000ポイントが当たります。

新規で積立する場合は、必ず200ポイントもらえます。

・マネックス証券③:【マネックスビットコイン】抽選で5,000ポイントプレゼント

マネックスビットコイン(暗号資産CFD)で対象期間中にBTC/JPY(ビットコイン/円)を合計100万円以上取引した人の中から抽選で50人に5,000ポイントが当たります。

市中の証券会社と比較すると手数料も安価で、何しろインターネットで手続きできることが大きなメリットです。

引用元:価格.com

一番いいのは、外国債券の種類が多いことです。為替の影響もありますが、かなりの金利であり、ある程度配当がもらえると思います。

引用元:価格.com

サイトの情報が整理されておらず、わかりにくいため使いづらい。

引用元:価格.com

出金や他社へ株式移管に難があり、信用取引の金利が高い。

引用元:価格.com

・auカブコム証券:Pontaポイントで投資をはじめよう!合計500万Pontaポイント還元キャンペーン

フリーETFは他社にないカブドットコム証券の魅力です。手数料もかからず、投資信託よりも保有コストが安く済みます。

引用元:価格.com

WEBサイトの使い勝手がよく、投資初心者におすすめです。

引用元:価格.com

口座にお金を入金したり、売却して口座から出金する時も手数料がかかる。

引用元:価格.com

平日でも急にログインができなくなったりチャートの表示がおかしくなることがよくあり、システムの使い心地は良いとは言えない。もう少し利便性を考慮してほしい。

引用元:価格.com

Pontaポイントを利用して投資信託またはプチ株を買うと、先着2万5,000人に200ポイントがもらえます。

マネックス証券を口座開設する

ポイントの貯め方(SBI証券ポイントサービスの場合)

SBI証券ポイントサービスを利用する場合の手順を解説します。Tポイント、Pontaポイント、dポイントいずれの場合も同様です。

ポイントの貯め方(SBI証券ポイントサービスの場合)
  1. 貯めたいポイントを設定する
  2. 実際に取引をする

貯めたいポイントを設定する

SBI証券にログイン後、ホーム画面に表示されている「メインポイントを選ぶ」をクリックしましょう。

SBI証券ポイントサービスで「申し込む」をクリックします。

ポイントサービス規約を確認の上、「Tポイント」「Pontaポイント」「dポイント」から利用したいポイントを選択します。

SBI証券の取引パスワードを入力して、Tポイントの場合は「申し込む」を、Pontaポイントとdポイントの場合は「Ponta Webにログイン」「dアカウントログイン」をクリックしましょう。

Pontaポイントとdポイントは、画面の指示に従ってアカウント連携を行えば、持っているポイントがSBI証券ポイントサービスと連携します。Tポイントを持っている人は、「Tカード番号登録」を行って連携しましょう。

設定が完了すると、メインポイントと保有ポイント数が表示されます。

SBI証券のメインポイント数

実際に取引をする

ポイントの設定が完了すると、以下の取引などでポイントが貯まります。

【ポイントが貯まる取引など】

・投資信託の保有
・日本株の取引、入庫
・金銀プラチナの購入
・SBIラップのおまかせ運用

参照:SBI証券のポイントサービス

LINE証券を口座開設する

ポイントの使い方

貯めたポイントは、店舗やネット通販などでの利用のほか、SBI証券で投資信託の購入に使えます。買付代金の一部または全部に利用でき、1ポイント(1円)から使えますが、「金額指定の買付」のみ対象です。つみたてNISAでの買付や積立買付には対応していない点に注意しましょう。

ポイントの使い方
  • Vポイントの使い方
  • Tポイント、Pontaポイントの使い方

Vポイントの使い方

購入したい投資信託を選びましょう。「投信」「銘柄検索・取扱一覧」の順にクリックすると、SBI証券で購入できる投資信託が出てきます。ファンド名による検索や条件による絞り込みにも対応しています。

投資信託を選んで「金額買付」をクリックします。初めて購入する投資信託や、一度購入して一定期間経過後に再度購入する投資信託である場合は、目論見書の確認が必要です。目論見書は商品の説明書に当たる重要書類になるので、しっかり目を通してから買付画面に進みましょう。

画像はTポイントとなっていますが、SBI証券Vポイントサービスを利用している人はVポイントと表示されます。購入金額を入力の上、「すべて利用する」または「一部利用する」をクリックして取引パスワードを入力します。

注文内容を確認し、発注ボタンを押せば注文完了です。

Tポイント、Pontaポイントの使い方

SBI証券ポイントサービスで貯まる「Tポイント」「Pontaポイント」「dポイント」のうち、dポイントはポイント投資に利用できません。

ポイントの使い方はVポイントと同様です。

松井証券を口座開設する

SBI証券なら貯めたいポイントを貯められる

SBI証券は、貯めたいポイントは4種類、使いたいポイントは3種類から選べます。いずれも店舗やネット通販などで使いやすいポイントになっており、すでに利用している人には便利です。

ポイントが指定される楽天証券、マネックス証券、auカブコム証券と比べて、万人におすすめできる証券会社です。ポイント投資をきっかけに、SBI証券で資産運用を始めてみましょう。

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