この記事は2025年2月18日(火)に「羊飼いのFXブログ」公開された「志摩力男氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=tamayura39/stock.adobe.com)

2025年2月18日(火)の午後14時すぎに現役トレーダーの志摩力男さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006〜2008年ドイツ証券など、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任。そのあと、香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立後は世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現役トレーダーとして活躍中。

現在の為替相場の傾向や相場観

JGBの金利が1.4%台に乗せてきた。明日19日(水)に予定されている高田日銀審議委員の講演を控えているとあって、円金利上昇・やや円高という流れになっている。

昨日17日(月)は米国市場がプレジデンツデーで休場の中、円の高値を探る動きとなり、米ドル/円は151円台前半まで下落した。

しかしながら、本日18日(火)の東京市場では買い戻されているが、これは米国の長期金利が反転上昇していることが背景だろう。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円の150円割れを期待しているプレイヤーが多くなっている感じがする。ただ、そこまでマーケットのエネルギーはないのではないかと感じている。

やや円高バイアスながらもレンジ相場の展開を予想。150円はすぐに簡単には割れず、上値も153円、154円では重くなっていくだろう。基本は戻り売りながらも円急騰はまだ先だと考えている。

ウクライナを巡って国際政治情勢は目まぐるしく変わっているので、この先行きにも注目したい。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。