
日経平均 | 34,279.92円 ▼450.36円 |
為替 | 1ドル=140.77円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 14億8,523万株 |
売買代金 | 3兆0857億83百万円 |
値上り銘柄数 | 653銘柄 |
値下り銘柄数 | 938銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 93.62% |
市況概況
米国関税問題への政府対応への懸念から一時大幅安
週末の米国市場は休場だったが夜間取引で日経平均先物が売られていたこともあり、本日の日本市場は売り先行となった。寄り付きの売りが一巡となった後は買戻しも入り下げ幅を縮小する場面もあったが、戻りの鈍さが嫌気され、円高が進むと手仕舞い売りに押されるものが多く総じて軟調となった。
昼の時間帯も手仕舞い売りに押されるように先物が下値を試すような動きになり、後場は前場の安値を下回って始まった。その後は買戻し一巡から指数に方向感は見られず、引けを意識する時間帯からはいったん買い戻しを急ぐような動きも見られ下げ幅縮小となった。それでも戻しては売りという状況で特に買い上がる材料もなく、最後まで冴えない展開となり、安値圏での引けとなった。
小型銘柄も手仕舞い売りに押されるものが多かったが、指数先行で下げ定いる分、主力銘柄に比べると相対的には堅調という感じだった。グロース250指数やグロース株指数は軟調ながらも下げ渋りが見られた。先物はまとまった売り買いは散発的に見られ、指数を動かす場面もあったが、断続的な売り買いは見られず、大きく方向づける場面は少なかった。
34,500円を抜け切れなかったという感じだここからは戻りを試しては上値の重さを嫌気することになるか、さらに円高を嫌気して下値模索となるのだと思う。円安効果で好調な決算を示していたものがここから決算発表が本格化するなかで、下振れ懸念として取りざたされると思う。円高メリット銘柄にしても中国依存度が高い銘柄などは冴えない展開が続くと思う。減税などが取りざたされない限り、下値模索が続くのだろう。
テクニカル分析
日経平均
基準線に上値を押さえられた形となった。ここから下値模索という状況でまずは34,000円程度まで下落となるだろう。
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