この記事は2025年4月22日(火)に「羊飼いのFXブログ」公開された「志摩力男氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。


FXトレード戦略
(画像=kyo/stock.adobe.com)

2025年4月22日(火)の午後14時すぎに現役トレーダーの志摩力男さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。

志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006〜2008年ドイツ証券など、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任。そのあと、香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立後は世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現役トレーダーとして活躍中。

現在の為替相場の傾向や相場観

マーケットの最大の焦点は、明後日24日(木)の日米財務相会談の行方だろう。それについて先ほど加藤財務相は、為替分野に関して「米国と緊密に協議をする」と発言した。

またNHKのサイトをみると「日米間で緊密に連携していく」と書かれていた。これはおそらく為替に関する何らかの合意というか、為替レートを一定の方向に持って行こうとする何らかの協調があるとの示唆ではないだろうか。

その場合、米国は140円でも円安だという認識のようなので、明後日24日(木)まで円高方向の動きが続くと思われる。現在はシンプルに背景がそれだけの相場だ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

ターゲットなどは現時点ではなんとも言えないが、会談後はポジションも結構溜まっているので、利食い先行の動きになるかもしれない。

▽米ドル/円 日足チャート

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(画像=羊飼いのFXブログ)

※当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。