
日経平均 | 37,503.33円 △574.70円 |
為替 | 1ドル=145.45円 |
売買高(東証プライム、以下同) | 27億2,335万株 |
売買代金 | 5兆7309億75百万円 |
値上り銘柄数 | 1,282銘柄 |
値下り銘柄数 | 312銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 114.49% |
市況概況
米国株高や円安を受けて大幅高
米国株が堅調、特にナスダック指数が大幅高となり、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が高かったことに加え、オプションSQ(特別清算指数)算出に絡むヘッジ買いなども見られて寄り付きから買いが先行、大きく上昇して始まった。その後も値持ちの良い展開が続き下がらないから買うという展開で高値圏で前場の取引を終えた。
昼の時間帯は特に方向感は見られず、若干前場の終値を下回って後場は始まり、37,400円を挟んでの動きとなり37,500円を意識して上値の重い場面も見られた。
それでもいったん37,500円を超えると改めて売られるということでもなく、最後まで値持ちは良かったが、手仕舞い売りに押されて37,500円を割り込んで引けるかと思われた。最後の最後は買戻しを急ぐ動きもあり、かろうじて37,500円を超えて高値圏での引けとなった。
小型銘柄は手仕舞い売りをこなして買い直されるものも多く、グロース250指数やグロース株指数は大幅高となった。先物はまとまった売り買いも散発的に見られたが、売りよりは買いに敏感に反応する形で指数を押し上げる要因の一つとなった。
意外に堅調という印象が強い。決算発表が出揃ってくるなかで取り立てて買い上がる材料にはなり難い感じでもあり、円安と言っても前四半期に比べれば円高水準でもあり、本来であれば、買い上がるには材料に乏しいのだと思う。ただ、決算が出揃って改めて円安効果の剥落やスタグフレーション懸念が高まると売り直されと思う。引き続きここは売り上がりで対処したい。
テクニカル分析
日経平均
75日移動平均線を抜けて勢いがついたという感じだが、まだ75日移動平均線のサポートを確認するような場面もあるのだろうし、雲の下落に合わせての急落に対して警戒しておいても良いだろう。
▽詳しくは解説動画をご覧ください。
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