日々是相場
(画像=VectorSpace / PIXTA)
日経平均 39,688.81円 △101.13円
為替 1ドル=146.13円
売買高(東証プライム、以下同) 21億2,948万株
売買代金 4兆5433億49百万円
値上り銘柄数 1,083銘柄
値下り銘柄数 485銘柄
騰落レシオ(25日) 109.49%

市況概況

25%関税も楽観的で堅調

米国株が軟調となり、追加関税も25%と報じられ、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も大きく売られたことで本日の日本市場は売り先行となった。ただ、寄り付きの売りにもかかわらず意外に下げ渋り、下げないから買戻しを急ぐ動きもあって日経平均は終始堅調な展開となった。上値の節目と見られる39,800円水準ではさすがに上値を押さえられたが値持ちの良い展開で前場の取引を終えた。

昼の時間帯も特に売り急ぐ動きは見られず、買い材料があったわけではないが後場は前場の終値を超えて始まり、値持ちの良い展開となった。さすがに買戻し一巡から売られるものも見られたが、特に売り急ぐということでもなく、最後まで意外に値持ちのいい展開となった。関税強化に対しても8月1日まで延期されたという解釈で楽観的な見方となっており、売り急ぐということはなかった。

小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものも見られ総じて堅調だった。グロース250指数やグロース指数は大幅高となった。先物は散発的にまとまった売り買いも見られ、指数を動かす場面もあったが、特に方向感が出るでもなく、下がれば買われるというような感じだった。

8月1日から25%の関税が課せられるということだが、特に反応することもなく、買戻しが優勢となった。ただ、これまで解決しなかったものがいきなり解決するのかどうかというところも注目されるところでもあり、関税強化が実現するという前提で考えておいて良いのだと思う。ここから決算発表が始まるが、不透明要因ということで慎重な決算となる可能性が高く、少なくとも買えない状況が続くのだと思う。関税に直接関係のない割安銘柄などに注目だ。

テクニカル分析

日経平均

意外高となったが、調整感は否めず、引き続き25日移動平均線や基準線までの調整はあると想定しておいて良いと思う。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。