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(写真=Thinkstock/Getty Images)

2月9日、カタログ通販を展開するニッセンホールディングス <8248> が2014年12月期決算を発表した。売上高2,083億円(前年同期比+6.1%)、営業利益△66億円、経常利益△77億円、当期純利益△85億円となった。同日、平成27年12月期業績予想も発表、売上高1,776億円(同△14.8%)、営業利益△56億円、経常利益△50億円、当期純利益△54億円と、三期連続の赤字計上となる見込みだ。業績予想通りならば2015年12月期時点で自己資本比率は13.1%まで落ち込む。

2014年12月期、及び、続く2015年12月期は無配(2013年12月期は年間配当金5円)とする。さらに300株以上で2,500円相当の買い物券やカタログギフトを提供する等していた株主優待についても、2014年12月20日を権利確定日とする株主優待(2015年4月に贈呈予定であったもの)より、現行の株主優待制度を廃止する。

特に主力であるコマース事業が不振だ。売上高は2,016億円(同5.6%増)だがセグメント損失は62億円(前年同期セグメント損失27億円)と赤字幅が大きい。ネットを主体としたビジネスモデルへの構造転換を進めていたものの、消費税増税後の景況感の悪化や閑散期におけるカタログ発行の結果、 売上高が大幅に未達、前年同期の実績を下回った。営業利益ベースでは、減収による利益の減少に加え、カタログ発行回数の増加により販売固定費が増加、これにより赤字幅が拡大し、前年同期の実績を大幅に下回った。

ファイナンス事業も売上高12億円(前年同期比22.5%減)と前年を下回り、セグメント損失は8億円と前年の3億円の黒字より赤字へ転落した。

同社は2013年12月2日付にてセブン&アイ・ネットメディアと資本業務提携契約を締結、2014年1月29日付にて、同社の子会社並びにセブン&アイ・ホールディングス <3382> の連結子会社となっている。今後も引き続き、セブン&アイグループとの協業により収益の改善を急ぐ。

(ZUU online)

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