M&A
(写真=Thinkstock/Getty Images)

2015年はFinTech関連の企業の買収・合併(M&A)が相次いだ。 2月に27億ドル(約円)でアドベント・ソフトウェアを買収したSS&Cテクノロジーズ・ホールディングスが話題になったが、過去に例を見ない大型買収ラッシュの1年で、M&Aの規模は総額40億ドル(約4857億600万円)に達している。 この傾向は2016年も続くとみられる。


2016年も多様化 ベターメントもビジネス向けサービス開始

2015年はほかにも、ファイナンシャル・プラニング・ソフトウェアで名の売れたeMoneyをフィデリティ・インベスメンツが、ハイブリッド・ファイナンシャル・プラットフォームのラーン・ベスト(LearnVest)をノースウェスタン・ ミューチュアルが、それぞれ2億5000万ドル(約303億5662万円)で買い取るなどして話題をさらった。

米ファイナンシャル・アドバイザリー会社、Kasinaのアナリスト、マット・フロンクゼケ氏を含めたエキスパートは、金融業界がテクノロジー革命を一過性の流行りモノではないと気付いたことで、「こうした傾向が2016年も継続する」と見ている。

ロボット・アドバイザー会社、Futurev Advisorを1億5000万ドル(約182億1397万円)で買収してB2Bの拡大を狙うブラックロックなど、フロンクゼケ氏の分析によると、大企業による今年の買収交渉はテクノロジー分野に集中している。

大企業は買収によって「技術」を取り入れ、時代の流れに密着した動きを目指している。1から技術を開発する時間とコストを考えれば、買収コストなど安いものだろう。

ロボット・アドバイザーの先駆け、米ベターメントは雇用者向けロボット・アドバイザー「ベターメント・フォー・ビジネス」のサービス開始を来年第1四半期に予定しているなど、今後多くの企業がサービスの拡大を図り、ファイナンシャル・テクノロジー・ビジネスの枠組みが広がることが予想されている。(ZUU online 編集部)

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