(写真=PIXTA)
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おはようございます。ようやく新聞でも原油安メリットなどが取りざたされ始めましたが、原油安と言うことで株が大きく売られるということがどうも腑に落ちなかったので、こうした声が大きくなって「原油安メリット銘柄」などが上昇して来ると良いと思います。決算発表が本格化して来ますが、改めて業績面から売られすぎているものなどが買い直されて来そうです。

原油安=株安、円高=株安、ばかりではないというように市場で取りざたされてくると良いと思います。指数先行型でどの業種も銘柄も一方向に動くということが多く、指数の振れ幅も大きいのですが、ここは個々の企業の業績などをしっかりと見て「投資」するというスタンスで臨むところではないかと思います。日銀の追加緩和があってもなくても業績面での裏付けがあれば売られすぎたところは買い直されるということだと思います。

本日の日本市場は米国株安を受けて売り先行となりそうです。原油価格の上昇などを受けて夜間取引の日経平均先物は大きく上昇となったのですが、夜間取引が終わってから米国株が大きく下落したことで、売り先行となりそうです。米国企業の決算動向を気にする動きや日本での決算発表に個別に反応する動きなどもあって、主力銘柄の一角は冴えない展開となりそうです。ただ、ここへきて新聞などで原油安メリットが取りざたされていることや日銀の金融政策決定会合を控えての買戻しなども期待され、下げ渋る場面もありそうです。底堅さが確認されて外国人の売りが止まったということであれば、堅調となりそうです。

1万7000円水準を再び抜けてきたことでここから外国人などの売りが出て来るかどうかというところです。米国の利上げ基調から為替も円安傾向にあり、原油価格も下げ止まった感もあるので1万7000円台は維持しそうです。当面上値は1万7500円程度、追加緩和があれば、1万8000円水準と言うことで見ておいて良いと思います。

本日の投資戦略

米FOMC(公開市場委員会)の結果を受けて米国株が売られましたが、それでなくても芳しくない決算を受けて大きく下落しているものが見られます。日本でも日銀の金融政策決定会合と決算発表のピークが重なる格好でまだまだ波乱含みだと思います。それでも、原油安メリットなどを取りざたし始めており、原油安で好調な決算などが発表されれば、一気に「原油安メリット銘柄」がテーマとして買われそうです。

示し合わせたように今朝の朝刊1面が、日経新聞では「原油安、業績下支え」であり、読売新聞では「原油安が家庭に恩恵」と言うことで一致していました。わかっていたことではあるのでしょうが、このタイミングで「原油安」が大きく取りざたされるということで、改めて業績面からの見直しも出て来るのだと思います。総じて安くなっているので買える銘柄も多くなっています。


清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 <現・ アルゴナビス > 、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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