「新生活を機に、家計費を見直して節約したい」と考えている人も多いでしょう。家計の見直しは金額が変わりやすい変動費(食費・医療費など)より、毎月の大まかな支出金額が分かっている固定費から始めるのがベストです。

今回は、「固定費の見直しでいくら節約できるのか?」について紹介します。

見直したい固定費1:通信費

貯金,30歳
(画像=PIXTA)

「家族が同じキャリアだから」「携帯機器を購入した際に勧められたから」といった理由で、同じ料金プランやキャリアを利用し続けていませんか?大手キャリアが続々とお得な料金プランを発表している今、乗り換えやプランの見直しを検討しないという手はありません。

以下の表は、1ヶ月のデータ通信量が7GB以下という設定で、キャリア4社の料金を比較したものです(2021年3月21日時点)。家族割引やキャンペーン、契約期間などで価格が変動するため、あくまで目安ですが、同じようなプラン内容でもキャリアによって大きく価格差があることが分かります。

例えば、Soft BankのメリハリプランからNTT docomoの家族割引(家族3回線以上がdocomo利用)に切り替えた場合、1ヶ月で6,580-1,980(データ量1GB/月)=4,600円、1年で5万5,200円も節約できます。格安SIMに変えた場合には、さらに月額料金はぐっと下がるので自分の利用状況を考えながら比較検討するとよいでしょう。

携帯キャリア 料金プラン データ通信量 月額料金
(税抜)
NTT docomo ギガライト ~7GB 1,980~6,150円
au ピタットプラン 4G LTE ~7GB 1,980~4,480円
Soft Bank メリハリプラン ~無制限 4,480 ~6,580円
楽天モバイル Rakuten UN-LIMIT V ~無制限 0~2,980円

(出典:各キャリア公式サイト、2021年3月21日時点)

見直したい固定費2:保険料

介護保険や生命保険、自動車保険、学資保険、家財保険など、さまざまな保険商品がありますが、「加入して終わり」では、せっかくの保障を生かしきれていないかも知れません。

家族構成や所得、ライフスタイルなどの変化に応じて、保険商品を定期的に見直すことで、自分と家族のニーズに合った最適な商品を見つけられるでしょう。また複数の保険に加入している人は「保障金額や内容は十分か?」「重複していないか?」など、しっかりと確認する必要があります。

見直し後、不要な保険は解約する、あるいは自分に適した保障内容でより掛け金の安い商品がないかなど、各保険会社の商品や保険料を比較してみましょう。

見直したい固定費3:光熱費・水道 

光熱費と水道の節約というと「省エネ、節水」が定番ですが、電力・ガス会社を切り替えることで、年間数万円の節約が期待できます。

電気料金

以下の表は、「東京杉並区で3人以上世帯が、2年間でいくら節約できるか?」をシミュレーションしたものです。加入している料金プランが自宅の電気利用に適したものという前提で、2年間で最大6万9,212円の節約が可能です。

電気会社 料金プラン 2年間に節約可能な金額
ジニーエナジー きいろプランAMP
(東京エリア 20A~60A)
6万9,212円
ソフトバンクでんき 自然でんき
(東京電力エリア 50A)
5万3,892円
東京ガス ずっとも電気1 ガス・電気セット割(30A~60A) 2万6,916円
東京電力エナジーパートナー スタンダードS 86円

(出典:価格COM 2021年2月24日時点)

ガス料金

次に、東京圏在住、スタンダードプランで現在のガス料金が月7,500円の世帯が、2年間で節約できる金額をシミュレーションしたものを引用しました。電気料金同様、加入している料金プランが自宅のガス利用に適したものという前提で、2年間で最大2万2,496円の節約が可能です。

ガス会社 料金プラン 2年間に節約可能な金額
エルピオ都市ガス スタンダードプラン
(でんきセット割)
2万2,496円
日東エネルギー エネ得プランTG 1万9,435円
ニチガス プレミアム5+プラン 5,600円
Looop でんき+ガス 3,584円

(出典:価格.com、2021年2月24日時点)

水道料金

水道料金に関しては、携帯や光熱費のように契約会社を変更できません。一般家庭では、基本料金+従量料金+下水道料金が水道料金として請求されますが、料金は住んでいる地域の自治体が設定しているため、地域差があります。

例えば、水道メータ口径20㎜で20m³の水道水を使用した場合、全国で最も水道料金の安い愛知県八幡浜市八幡畑では230円。一方、最も高い熊本県宇城市郡浦(簡易水道)では9,100円と、驚くほど差があります。

また、従量料金(使った水の量)と基本料金は、水道メータの口径の大きさに基づいて計算されるため、ここでも料金が大きく変わります。

同じ東京都内でも、水道メータの口径13㎜の基本料金は860円、従量料金は20m³で2,560円(1m³につき128円)ですが、 50㎜だと基本料金は2万0,720円、従量料金は20m³で7,440円(1m³につき372円)になります。

見直したい固定費4:車の維持費・ローン

固定費で住宅費の次に大きな割合を占めるのが、車の維持費です。税金、保険、走行費用、メンテナンス費用など、毎月の維持費は軽自動車で平均3万2,000円、普通車1.5Lで3万6,000円、普通車2.5Lで4万1,000円ほどです。ローンで購入している場合はローンの返済分が加算されるため、毎月かなりの出費になります。

そこで検討したいのが、カーリースに切り替えるという方法です。リースする車種やオプションにもよりますが、月額1万円台で利用できるものもあります。

普通車の維持費3万6,000円+ローン返済2万円で、毎月5万円以上支払っている場合、カーリースで毎月2万円支払ったとしても、1ヶ月3万円以上、1年間で36万円以上の節約になります。

「コツコツ節約するのは苦手」という人でも、このように固定費を見直すだけで、大幅に家計費を削減できます。新生活は何かとお金がかかるものです。毎日の節約と上手に組み合わせて、充実したスタートを切りましょう。

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