アルゴナビス清水の投資戦略
(写真=PIXTA)

暖かい月曜日となりましたが、街はだいぶクリスマスモードとなっている感じです。景気が良いのか悪いのか、ショッピングセンターの人手は多いようですが、実際にモノが売れているのかどうかというとちょっと疑問という感じです。モノを買わなくなったということでもあるのでしょう。日銀は先週末にこれまで以上にETFを買っており、資金供給には問題がないので、あとはいかにお金が回るかということなのだと思います。

昨日は北海道のローカル線が廃止になりましたが、これもまた「効率化」という名のもとに捨て去られてしまったものという感じです。必要な人がいるということでもすべて効率化ということでしまうという風潮がいまだに続いており、日本のバブル崩壊後の低迷を象徴している感じです。バブルなどは無駄、非効率そのものであり、非効率なものを大切にするということが生活の豊かさのような気もします。お金を持っている人がムダ金を使うということで景気もよくなるのではないかと思います。

週末の米国市場はまちまちでしたが、為替が円高に振れたこともあり、週末に続いて手仕舞い売りに押されそうです。ただ、日銀買い期待もあり、底堅さは見られそうです。日銀の買いが入らないとなると手仕舞い売りも嵩んできそうですが、信用売り残高が引き続き多いので、買戻しを急ぐ動きも出てくるのでしょう。為替次第、という感じですが、イタリアの国民投票などを取りざたして買えない理由とするのだと思います。

18,500円水準が上値という印象になってきています。ここからは下値を試すように調整となる可能性も高く、18,300円水準からは買戻しが入るのでしょうが、手仕舞い売りを急ぐ動きで18,000円水準まで売られるという場面もありそうです。

本日の投資戦略

週末の日本市場は軟調となりましたが、急騰してきた反動としては大きく下落することもなく底堅さが見られます。本来であれば、上昇のスピード調整、反動ということになるのでしょうが、信用売り残高が依然として多いことや日銀買いが期待されるということで値持ちが良くなっています。一気に売られるところでは売られるのでしょうが、売り難い状況であるということなのでしょう。

ただ、逆に言えば日銀買いが期待され、皆が強きになっている割には手仕舞い売りに押されているという見方もできるわけで、買いが入らないとなると一気に売られるということも多くなってくるのだと思います。今度はイタリアがどうしたと大騒ぎになるのでしょうから、手仕舞い売りが嵩んでくるのではないかと思います。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・ アルゴナビス )、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。 メールマガジン も配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

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