昨日の海外時間には、米長期金利が上昇する中日経平均先物も堅調に推移したことから円売りが優勢となりました。

FXプライム,高野やすのり,市況解説
(写真=PIXTA)

欧州時間、米長期金利と日経平均先物がやや上昇したことからドル買いと円売りが優勢となって、ドル円は109.40円台まで上昇し、ユーロドルは1.1780台まで下落しました。その後欧州株が上昇するとユーロ買いが強まって、ユーロドルは1.1810付近まで、ユーロ円は129.10円台まで上昇しました。

NY時間にはいると、米長期金利が低下する中各国株価が一旦下落したことから円買い、ドル買いとなって、ドル円は109.10円台まで、ユーロ円は128.70円台まで、ユーロドルは1.1780台まで下落しました。NY時間午後にかけて、再び米長期金利がが上昇を始める中日経平均先物が買われると、円売りが優勢となってドル円は109.40円付近まで、ユーロ円は129.30円付近まで、ユーロドルも1.1810台まで上昇しました。

NY時間引けにかけては、米長期金利が一段高となったことから全般的にドルが買われドル円は109.60円台まで上昇幅を拡大し、ユーロドルは1.1790台まで下落しました。

東京時間にはいって、ゴトー日の仲値で円売りが強まりました。

今日の海外時間には独・8月IFO景況指数、米・7月耐久財受注の発表が予定されています。

注目されている、米ワイオミング州ジャクソンホールで開催中のカンザスシティ連銀主催の金融政策シンポジウムでは、日本時間23時からイエレンFRB議長の、明日未明4時からドラギECB総裁の講演が予定されています。

イエレン氏はFRB議長になってから過去2回(2014年、2016年)ジャクソンホールで講演を行っていて、2回ともそれほどはっきりしたメッセージは話していませんが、結果的に2回ともその後ドルが買われています。ドラギECB総裁は2014年の講演で量的緩和導入を示唆したとされ、その後ユーロは大きく下落しました。

昨日引け時点でのFF金利先物による年内のFOMC追加利上げ確率は42%で昨日よりやや上昇、一回目の利上げの確率が50%を超えるのは2018年6月で変わらずとなっています。(提供:FXプライムbyGMO)

高野やすのり
慶應義塾大学卒。チェース・マンハッタン銀行(現J.P.モルガン・チェース銀行)、スイス・ユニオン銀行(現UBS銀行)などでインターバンクディーラー業務等に従事。現、(株)FXプライム byGMOチーフストラテジスト。

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