工夫2 スケジュールを作って自分を律する

VIPは良くも悪くも「人はスケジュールの奴隷」と考えています。つまり良いスケジュールを組めば、良い結果につながりやすくなり、何も考えないでスケジュールを組む(あるいはそもそも計画を立てない)と悪い結果になると信じている人が多い。

リモートワークは、ある意味孤独に働くことでもあります。だからこそ「スケジュールで自分を律する」という方法がとても重要になってきます。

まずは、あなたの理想のゴールを決めてください。たとえば、それが新規扱い獲得であれば、そのゴールから逆算すると、「この1週間はどう過ごすべきで、誰と折衝すべきか?」、さらに「今日はどのように過ごせば目的の実現に近づくのか?」と考えてみる。

このように理想のゴールからの逆算でスケジュールを組めば、あなたの思考はもちろん、行動も変わっていきます。簡単だけど大きな成果の違いを生む「スケジュールの魔法」をぜひ、あなたも使ってみてください。

工夫3 あえて「手書きの手紙」を書く

では、ここからは具体的な営業方法をお話ししていきます。

コロナ問題で気持ちも経済も落ち込んでいる状況にも関わらず、「あえてこの時期に一緒に仕事をしたくなる人」は誰でしょうか? それは冒頭でもお話しした「自分のことを大切に思ってくれている人」です。決して会社の規模の大きさや営業マンの能力の高さではありません。こんな時代だからこそ「気持ちの有無」が重要になってきます。

そして、その気持ちを最も効果的に表現できるのが「手書きの手紙」です。手紙を書くのはとても面倒です。しかも、いつ出社して読んでくれるかもわからない。

でも、だからこそ良いのです。「急がば回れ」ということわざの通り、面倒くさくて遠回りの方が、自分の気持ちを相手に伝えることができます。

事実、ダイレクトマーケティングの世界でも「気持ちを込めた挨拶状で何億円も稼いできた」という話をよく聞きます。時代が荒れているときこそ、アナログの手紙が一周回って有効な手段になりえるのです。

工夫4 近況のメールを送る

手書きの手紙は面倒くさいという人もいると思います。そんな人にお勧めなのは「近況のメールを送る」という方法です。

ただ、普通にメールを送るだけではもったいない。ぜひメール文に仕掛けを工夫しましょう。近況の報告をした上で、「そういえば〇〇という悩み(課題)があったかと思いますが、そちらはいかがでしょうか?」と文面の中に入れるのです。近況という部分で親近感を演出し、その流れで相手の課題を覚えている(=相手を気にかけているアピール)、そしてそれを手伝いたいと申し入れれば、心理的に「この人に相談しよう」と相手も思いやすくなるものです。

相手が誰であれ、外出はできないからといって、悩みや課題が先延ばしできるわけではありません。こんな時代だからこそ「実は誰かに頼みたいというニーズがある」ものです。たった1通のメールで、通常はコンペになる話が、指名発注なんて奇跡も起こりえますので、ぜひ試してみてください。