お金に関する不安をなくすための活動を「マネ活」といいます。「マネ活」には、投資や節約術、保険の見直しなどさまざまなものがあります。
将来の見通しが立ちにくい今の時代、「マネ活」を始める人が世代を問わず増加しています。具体的な「マネ活」の方法を見てみると、定期預金が1位、株式投資が2位という結果でしたが、投資に苦戦している様子もうかがえました。
今回は、調査結果を分析するとともに、初心者が安定的に継続収入を得る方法として、不動産投資を紹介します。
20代から40代の「マネ活」事情は?
アイネット証券は、20代から40代の女性を対象に「マネ活」に関する意識調査を実施。「具体的にどのような『マネ活』をしていますか?(複数回答可)」と質問したところ、下記のような結果が得られました。
円定期預金(31.2%)
株式投資(29.0%)
投資信託(22.1%)
NISA(つみたてNISAを含む)(21.3%)
外貨預金(12.6%)
iDeCo(10.3%)
FX(9.8%)
仮想通貨(9.5%)
ロボアドバイザー(4.5%)
不動産投資(2.8%)
1位に輝いたのは、元本割れのリスクが低い円定期預金。2位は真逆で、ハイリスク・ハイリターンの株式投資が続きました。
続いて、「『マネ活』をしていて難しいと感じることを教えてください(複数回答可)」と尋ねたところ、下記のような結果となりました。
専門知識の勉強(49.4%)
取引のタイミング(37.2%)
安定的・継続的運用(32.4%)
世界情勢などの情報収集(27.7%)
運用ノウハウの蓄積(24.9%)
リスクヘッジ(21.0%)
また、「政治関連の動きもチェックしないといけない」「コロナウィルスで株価が暴落し、見通しが立たない」「買ってすぐに価格が下がってしまった」といった意見もありました。マネ活を始めたものの、思うように資産形成ができず苦労している様子もうかがえます。
ねらい目は不動産投資!知られざるメリットとは?
調査では最も取り組んでいる人が少なかった不動産投資ですが、実は投資初心者に向いている特徴がたくさんあります。不動産投資なら、初心者が直面しがちな「マネ活」の悩みを解消できる可能性もあるのです。具体的な不動産投資のメリットを2つ紹介します。
1つ目は、定期預金と比べて資金効率がいいことです。
定期預金の金利は、高金利なネット銀行でも0.2%程度です。これでは、100万円を運用しても年間2,000円程度のプラスにしかなりません。
一方不動産投資なら、元手の資金をほとんど使わず、毎年数万円の家賃収入を受け取ることもできます。もちろん、火災保険や固定資産税等の経費、ローンの返済もありますが、それを差し引いても、はるかに多くの金額を手元に残すことができる可能性もあるのです。
2つ目は、株式投資と比べて手間がかからないことです。
株式投資の場合、株価の変動を常にチェックしておかなければなりません。また、株価の変動要因ともなる、政治・経済に関するニュースを把握した上で、タイミングをみはからって売買する必要があります。会社員であれば、株価が気になるあまり、本業が手につかなくなってしまうケースも考えられます。
しかし不動産投資なら、最初の不動産会社選び・物件選びさえ慎重に行えば、その後はほとんど手間をかけずに家賃収入を受け取ることができます。不動産の管理は、不動産管理会社に委ねることがほとんどなので、時間をとられる心配もありません。そのため、本業に注力しながら資産形成をしたい人にとっても安心です。
妊娠・出産後も継続収入を確保したい女性にも最適
女性が働きやすい環境が徐々に整えられてきたとはいえ、いまだに社会から受ける制約は数多くあります。「夫の転勤についていかなければ‥」「妊娠・出産を機に会社を辞めなければ‥」といった状況になることも考えられます。そんな時、不動産投資による継続収入があることは、大きな安心感になるでしょう。
会社で働くことだけがすべてではありません。不動産オーナーとして自分で道を切り開くという選択肢もあります。不動産投資は、将来の選択肢を広げてくれるでしょう。
不動産投資は、まだまだ注目度が高いとはいえません。だからこそ、優良物件に巡り会える可能性も高く、着実に資産形成したい人にとってはねらい目ともいえます。
「みんながしているから」という理由で定期預金や株式投資を選ぶより、メリット・デメリットをしっかり見極めたうえで、自分に合った「マネ活」として不動産投資を検討してみてはいかがでしょうか。
(提供:マンション経営ラウンジ)