新型コロナウイルスの影響で一時期落ち込んでいた不動産投資市場が、早くも回復の兆しを見せ始めています。今回は、直近の不動産投資市場の状況を紹介し、不況に強い投資法である不動産投資の魅力を改めて解説します。不動産投資を検討中の方はぜひ参考にしてみてください。
コロナから回復の兆しをみせる不動産投資
JLLの調査によると、商業用不動産取引額は5月に落ち込んだものの、6月には急増しています。また、先行指標でもある鑑定の問い合わせ件数は、すでにコロナ前の水準に回復しました。5月に取引額が落ち込んだのも、対面手続きができないことによる取引の延期等が影響している側面もあります。
こういったデータをみる限り、コロナの影響で不動産投資が下火になることは考えづらいといえるでしょう。今後も、不動産投資は安定的な人気を誇り、取引数も堅調に推移していくと見込まれます。
不動産投資が不況に強い2つの理由
そもそも不動産投資は、不況に強い投資法です。続いては、不動産投資が不況に強い理由を2つ紹介します。
●1.住まいの需要は安定しているから
金融市場に影響を与える大きな出来事が起きたり、天災が起きたりすると、株式市場は敏感に反応します。そもそも株式投資をしている人の大半は、余剰資金で投資をしています。そのため、不安になればすぐに株式を売却し、現金化してしまうのです。
一方、すぐに住居を手放す人はそれほど多くないでしょう。そのため、株式市場が落ち込むような局面でも、不動産投資においては安定的に家賃収入が得られる可能性が高いのです。住居は人間の生活にとって欠かせないものであることから、不動産投資は不況時にも安定収入を生み出してくれるのです。
●2.不況になると賃貸需要が高まるから
不況になると、マイホームを購入するより賃貸で生活しようと考える人が増加します。そのため、必然的に投資用不動産のニーズが高まるのです。こういった理由で、不況は不動産投資においてはプラスに働く側面があります。
景気がいい時は、本業でも昇給が見込めますし、倒産リスクやリストラリスクも下がります。一方不況になれば、給与が減額されたり、リストラ・倒産といった事態になるリスクが高まります。そんな時こそ自分に適した投資法を選ぶことが重要といえます。
サラリーマンに最適なのはワンルームマンション投資
ひとくちに不動産投資といっても、さまざまな種類があります。投資初心者にも安心で、サラリーマンや公務員が本業に注力しつつ資産形成できるのは、ワンルームマンション投資です。
マンションを一棟丸ごと所有するとなれば、不動産投資ローンの金額は跳ね上がります。また、地震や津波といった天災によって物件が損傷を受けた時のリスクが高まります。
一方、ワンルームマンション投資なら、数十万円の元手で不動産投資を始めることができます。地震や津波といった災害リスクはあるものの、地域を分散してワンルームマンション投資をすれば、分散効果によってリスクは最小限に抑えられるでしょう。
ワンルームマンションはファミリータイプのマンションと比較しても需要が多く、リフォームやメンテナンスにかかる費用も少ないという特徴があります。収益をあげる仕組みもシンプルなので、1度成功すれば、その後は投資先を増やすだけでどんどん資産形成をしていくことができます。
コロナ禍の今こそ、人生のリスクヘッジとして、将来への備えとして、不動産投資を検討してみましょう。不況に強い不動産投資を始めておくことで、この先数十年の間に起こるであろう不況に備えることもできるのではないでしょうか。
(提供:マンション経営ラウンジ)