日経平均 | 2万6,167.1円 ▼152.24円 |
為替 | 1ドル=130.36円 |
売買高(東証一部、以下同) | 14億705万株 |
売買代金 | 3兆2,512億1,200万円 |
値上り銘柄数 | 704銘柄 |
値下り銘柄数 | 1,069銘柄 |
騰落レシオ(25日) | 83.76% |
市況概況
米国株安を受けて一時大幅下落となるも下げ渋り
米国株が大幅安になったことから、売り先行となった。寄り付きからの売りが一巡しても、買い上がるでもなく、節目とみられた2万6,000円をあっさり割り込んで、下値模索になった。
それでも、2万5,800円台で下げ渋ると、目先的な買い戻しがあって、指数は何とか2万6,000円台を保っての引けになった。
昼の時間帯は、特に動きは見られず、後場は再び2万6,000円を下回って始まった。しかし、売り急ぐ動きがないことから買い戻しがあり、ジリジリと値を戻す展開になった。
手仕舞い売りが一巡して「後は空売りだけ」という状況から、買い戻しが入ったものと思われる。前日の終値を意識するようなところまで戻した。最後は、さすがに手仕舞い売りに押されたが、案外値持ちがいい展開となった。
小型銘柄は、売り一巡感から買い戻しなどがあって、総じて堅調。東証マザーズ指数はプラスになった。
先物はまとまった売りが先行したものの、売り急ぐことはなく、逆にまとまった買い戻しがあって指数を押し上げる場面があった。ただ、方向感をもっての売り買いは全く見られず、あくまでも目先の動きということだ。
米国株安の割には底堅さが見られた。見切り売りや、手仕舞い売りは出尽くし感があり、空売りが主体ということで、すぐに買い戻しが入ったものと思われる。積極的に買い上がる材料はないので、今度は買い戻し一巡となったものから売り直されることになるだろう。
まだまだ、保ち合いは続くということだが、個別には決算の動向などで買い直されるもの、売り直されるもの、と別れて、日経平均自体の上値の重さが見られるのだろう。
テクニカル分析
日経平均
2万6,000円を割り込んだところでの下ヒゲの長い足で底入れ感がでた。ただ、雲に上値を押さえられて戻りは鈍く、下値模索での保ち合いとなりそうだ。
当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。