こんにちは、今回の記事を担当させていただくY.Uです。
今回の記事のテーマは、「小学生からの海外留学、親子留学とは?」です。
グローバル化が進む今、小さい頃から子供に生の英語や異文化に触れさせたいと考える親御さんは多くいます。しかし、小学生くらいの子供を単身で海外に送りだすとなるとそれは非現実的でしょう。また、以前からの自身の留学の夢をお子さまとともに叶えたいという方もいらっしゃいます。
そのため、親子一緒に留学する「親子留学」は、昨今、注目の留学スタイルとなっています。
【参考】
加速する子女教育のグローバル化〜海外移住の新潮流 前編~
沈没する日本、興隆するアジア諸国〜海外移住の増加がもたらすもの〜
富裕層を魅了するシンガポール~教育問題・言論の自由…その魅力の裏に潜む影~
富裕層によるエリート再生産教育とは?〜親から子への知的・文化的資本の継承〜
◉そもそも親子留学とは
親子留学には、夏休みなどの休暇などを利用する短期留学と、現地校へ正規留学する長期留学があります。また、長期留学前の下見として、短期留学を経験するケースもあります。なお、子の留学が主体であり、親が付き添うケースと、親の留学に子がついて行くケースがあります。
親の語学が堪能であれば、自分で手続きを行うこともできますが、海外留学のエージェントは多くあり、親子留学を専門に扱うエージェントもあります。
◉短期親子留学
子供の留学先は、語学学校のサマースクールなどに通うか、現地の学校に通学する場合があります。
ちなみに、アメリカでは、夏休みにサマーキャンプが行われ、世界各国の学生が参加可能なものもあります。また、長期の留学を考えている場合は、現地の学校への留学を体験するケースが多くあります。
現地の学校への留学は、国や学校によっては、3週間以上の滞在が必要とされることもあります。
留学先は、ハワイを含むアメリカやイギリス、カナダなどは人気がありますが、日本と物価水準があまり変わらず、費用がかかります。英語圏の中では比較的安価であり、自然豊かなオーストラリアやニューランドも人気があります。
また、フィリピン、マレーシア、フィジーは、安価な費用で留学することができるとして、注目されています。
滞在先は、コンドミニアムやホテルか、ホームステイなどがあります。コンドミニアムやホテルでは、自分のペースで生活することができます。また、コンドミニアムでは、キッチンがありますので、自分で料理をすることもできます。
ホームステイでは、現地の一般家庭に滞在します。生活の中で英語を使うことや、子供の躾や育児に対する考え方などに触れることもできます。反面、ホストファミリーの対応や相性によって居心地が左右され、思うような生活が送れないこともあります。
語学学校によっては、寮が併設されていますが、親子や家族単位ではなく、相部屋の場合には、セキュリティの面から避けた方が賢明です。
◉留学中の親の過ごし方
子供が主体の親子留学では、子供が語学学校などへ行っている間、親は自らも語学学校へ通い留学生活を送るか、フリーで観光やショッピングを楽しむか選択することになります。
親の留学が主体の場合、子供が幼児の場合はチャイルドケアセンターに預けるか、プリスクール(幼稚園)に通うことになります。また、親子共に、語学教師宅へホームステイし、語学を学ぶ方法もあります。
国によって、選べる学校や過ごし方が変わりますので、エージェントに相談し、個々に合ったスタイルを手配してもらうのがよいでしょう。