日々是相場
(画像=VectorSpace / PIXTA)
日経平均 39,569.68円 ▼76.68円
為替 1ドル=146.88円
売買高(東証プライム、以下同) 19億6,712万株
売買代金 4兆5653億10百万円
値上り銘柄数 1,152銘柄
値下り銘柄数 421銘柄
騰落レシオ(25日) 119.14%

市況概況

ファーストリテイリングが大幅安、日経平均を250円以上押し下げた

米国株は堅調で夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物も堅調となり、オプションSQ(特別清算指数)も買いものということで本日の日本市場は買い先行となった。

それでも寄り付きの買いが一巡となると改めて上値の重さを確認するような展開となった。それでも全体的には値持ちの良い銘柄も多く、値上がり銘柄数も多かったがファーストリテイリングが決算発表を受けて大きく売られ、日経平均を大きく押し下げた。TOPIXは堅調だった。

昼の時間帯も特に動きは見られず、後場も前場の寄付きを上回って始まったが、改めて上値の重さを確認して週末の手仕舞い売りに押されるものも多く、冴えない展開が続いた。

引けを意識する時間帯には一気に39,500円を試すような動きとなり、底堅さは見られるものの一段と冴えない展開となった。最後は戻りの鈍さを嫌気して手仕舞い売りに押されるものも多くなり、結局は安値圏での引けとなった。TOPIXは前日比プラスで値上がり銘柄数も多かった。

小型銘柄は幕間つなぎ的に買われるものも前場は見られたが、後場に入ると手仕舞い売りに押されるものが多くなった。グロース250指数やグロース株指数は軟調だった。先物はまとまった売り買いは散発的に見られ、指数を動かす場面もあったが、断続的な売り買いとはならず、相変わらず下がれば買い、上がれば売りと方向感が見られなかった。

米国の関税問題の解決が見えないなかで全体的にはしっかりとした動きとなっている。関税に特に関係ない銘柄の割安感が見えてきており、割高銘柄からの乗り換えなどもあると思う。引き続き日経平均は上値の重い展開が続き、大きく方向感が出るということでもないのだろうが、弱含みに推移して来ると思う。いったん指数は下値を試すことになるのだろう。

テクニカル分析

日経平均

依然として下げ渋り感はあるものの25日移動平均線や基準線を目指すような調整となると思う。

▽詳しくは解説動画をご覧ください。

当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。