最近では資源問題や、エネルギー問題などでガソリンや天然ガスなどがエネルギー資源として注目されて投資の対象になっています。そして投資といえば、世界各地には人の手のつかない綺麗な場所がまだたくさん残っており、素晴らしい自然環境の中から綺麗な宝石なども採掘され、投資の対象になっています。
本日はこの宝石への投資について、お届けしたいと思います。
【参考】
新興国の富裕層増大により活性化〜嗜好品投資の世界〜
中国版「ミセスワタナベ」?〜世界の金価格に影響を与える「中国のおばさん」とは?〜
海外富裕層の間で人気化するコイン投資
欧州人の伝統的投資手法~ワイン投資~
◉投資対象となる宝石の種類や産地
金や銀なども地上から採れる大切な資源であり、その数は限られています。宝石の投資ですが、宝石にもかなり種類があります。ごく少数で数が限られている宝石などもあります。そのため市場では1カラットに満たないのに100万円以上値段が付いている宝石、ピンクダイヤモンドなどがあります。
この宝石は世界でオーストラリアのアーガイル山脈のみで採集可能な貴重なダイアモンドです。しかし採集できる数が限られており、マーケット上で非常に高い値段が付けられています。
このように世界の場所によって採れる宝石の種類も違いますし、希少価値がある宝石ほど高値がつきます。
◉宝石の種類と産地
宝石の種類と産地についてですが、例えばエメラルドは緑色でダイヤモンドの次にマーケットでは高値で取引されていますが、原産地は南米になります。コロンビアあたりでのエメラルドの質がよく、高値で取引されますが、ブラジルのバイーア州などでもエメラルドが良く採れます。比較的量が取れるので、価値がつくのは2カラット以上の透明な石です。
色が透明でないと値段が付きません。このことはどの宝石においても言えることです。
次に世界的に綺麗な宝石として注目されている宝石はタンザナイトとパライバトルマリンです。タンザナイトの原産地はアフリカで青く透明なカラーですが、窒素を含んでおり青に模様がついたものが多く見られ、始めに宝石として扱ったのがあの有名なジュエリーメーカーのティファニーでした。
パライバトルマリンは地球上で、ブラジルのパライバ地区だけに於いて採掘が可能な宝石で物によっては普通のダイヤモンドよりも高い価値がついています。