米大手旅行口コミサイトを運営しているトリップアドバイザーは2015年5月に『トラベラーズチョイス™ 世界の人気観光スポット2015 ランドマーク編』を発表した。これは、2014年1月からの1年間に、同サイトに投稿された旅行者の口コミをもとに集計したもの。文化的、歴史的な背景を持つ世界中の観光名所から選ばれた世界のランドマークのトップ10を紹介しよう。
第10位 ゴールデンゲート・ブリッジ〔アメリカ〕
(写真=PIXTA)
サンフランシスコのシンボルともいえるゴールデンゲート・ブリッジが第10位に入った。ゴールデンゲート海峡に架かる吊り橋で、霧に包まれることの多い橋としても有名。全長は2,737メートルで、自転車や徒歩で渡ることもできる。
第9位 クリスト・ヘデントール〔ブラジル〕
(写真=PIXTA)
クリスト・ヘデントールは、コルコバードのキリスト像とも呼ばれる。リオデジャネイロを一望できるコルコバードの丘に立つ像は、高さが30メートルという巨大なもの。クリスチャン人口の多いブラジルのシンボル的な建造物だ。
第8位 アルカトラズ島〔アメリカ〕
(写真=PIXTA)
第8位は、『ザ・ロック』『監獄島』とも呼ばれるアルカトラズ島。1963年までは、連邦刑務所として使用されていた。サンフランシスコ湾内に浮かぶ小さな島で、現在は国立レクリエーション地域として観光客に公開されている。
第7位 大聖堂(ドゥオーモ)〔イタリア〕
(写真=PIXTA)
ミラノの象徴である大聖堂(ドゥオーモ)は、500年もの長い年月を掛けて完成されたゴシック様式の建築物だ。まずは規模の大きさに圧倒され、そして、装飾の繊細さに目を奪われる。ミラノを訪れたら必ず立ち寄りたいランドマークである。
第6位 サン・ピエトロ大聖堂〔バチカン市国〕
(写真=PIXTA)
サン・ピエトロ大聖堂は、バチカン市国にあるカトリック教会の総本山。キリスト教の使徒ペテロを祀る教会とされ、『サン・ピエトロ大寺院』『聖ペテロ大聖堂』とも呼ばれる。床面積2万3,000平方メートルという大きさを誇る歴史的な教会堂建築だ。
第5位 サグラダ・ファミリア教会〔スペイン〕
(写真=PIXTA)
第5位は、建築家アントニ・ガウディの未完作品として知られるサグラダ・ファミリア教会。ガウディ没後100年となる2026年に完成予定とされている。スペインで高い人気を誇る観光スポットであり、バルセロナのシンボルとなっている。
第4位 シェイク・ザイード・グランドモスク〔アラブ首長国連邦〕
(写真=PIXTA)
アブダビにあるシェイク・ザイード・グランドモスクは、美しい外観と贅を尽くした内装で有名なイスラム寺院。2007年に竣工したまだ新しい建築物だ。UAEの初代大統領で“建国の父”と呼ばれるシェイク・ザイードの墓所がある。