「サステナビリティ(持続可能性)・リーダー企業」が発表され、各産業を長期的に先導する可能性が高い企業として24社が選ばれた。

大手国際企業では米国のヒューレット・パッカード・エンタープライズ、ドイツのBMW、スイスのエフ・ホフマン・ラ・ロシュなどが、社会・環境・経済という観点で最も持続の可能性に富んだ企業だと評価されている。金融産業からはスイスのUBSやオーストラリアのウエストパック銀行だ。

地域別で見ると、大手ユニリーバやフィリップスを含む4社が選ばれたオランダが圧勝。アジア地域は韓国、タイ、台湾の3社のみで、残念ながら日本の企業のサステナビリティは評価につながらなかったようだ。

選定は米大手メディア、ダウ・ジョーンズが毎年発表している「サステナビリティ指数(DJSI)」の2016年版に基づいて行われた。DJSIは投資家の長期的な資産運用ベンチマークとして、世界16カ国で活用されている。

サステナビリティ・リーダー企業24社

BMW(独/自動車)
ウエストパック銀行(豪/金融)
コーニンクレッカ フィリップス(蘭/電気家電・医療)
SGS(スイス/検査・認証)
LGエレクトロニクス(韓/総合家電)
ソデクソ(仏/食品)
UBSグループ(スイス/金融)
タイ・オイル(タイ/石油精製)
エフ・ホフマン・ラ・ロシュ(スイス/製薬・医療)
メトロ(独/小売・飲食)
ネスレ(スイス/食品・飲料)
アボット・ラボラトリーズ(米/製薬・医療)
ユニリーバ(蘭/家庭用品)
スイス・リー(スイス/保険)
DSM(蘭/化学)
テレネット・グループ・ホールディング(ベルギー/メディア)
ストックランド(スペイン/不動産)
インディテックス(スペイン/アパレル)
アドバンスド・セミコンダクター・エンジニアリング(台湾/半導体)
アトス(仏/IT)
ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(米/テクノロジー)
テレコム・イタリア(伊/通信)
ポストNL(蘭/運送)
イベルドローラ(伊/電力)

(ZUU online 編集部)

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