10月23~27日の東京株式市場は続伸した。日経平均株価は16営業日連続で上昇し、27日には終値ベースで約21年ぶりの2万2000円台を回復した。米国や新興国の株式市場の過去最高値更新が相次ぎ、日本株もこうした世界的な株高の流れに同調した側面もあるようだ。11月も上昇トレンドを継続するのか注目される。

東証マザーズ「週間出来高」ランキング

ジーエヌアイグループ,株価
(写真=Thinkstock/Getty Images)

それでは、今回は東証マザーズ市場の「週間出来高」ランキングを紹介しよう。

(1)ジーエヌアイグループ <2160> 3314万9000株
(2)MS&Consulting <6555> 2456万5800株
(3)ソレイジア・ファーマ <4597> 1315万2000株
(4)PKSHA Technology <3993> 921万0600株
(5)アンジェス <4563> 882万8000株
(6)メタップス <6172> 827万2700株
(7)メドレックス <4586> 665万5900株
(8)日本アセットマーケティング <8922> 635万5800株
(9)エヌ・ピー・シー <6255> 577万4100株
(10)エディア <3935> 498万9100株
※銘柄、証券コード、出来高。データはヤフーファイナンスに基づく。

10月の東証マザーズ指数は1100ポイントを中心とした揉み合いとなった。日経平均株価の上昇とは対照的でやや精彩を欠いている印象は否めない。とはいえ、そうした中でも新規公開から日が浅い銘柄は活発に取引されている。

ジーエヌアイグループ、米国での臨床試験開始を好感

今回は上記ランキングの中からジーエヌアイグループ、MS&Consulting、PKSHA Technology(パークシャテクノロジー)を取り上げる。

ジーエヌアイグループはバイオ創薬ベンチャー。日本と中国、米国を中心に、線維症関連治療薬の研究開発・製造販売を手掛けている。

10月2日に公表したプレスリリース「F351の肝線維症治療薬としての米国における治験許可申請承認のお知らせ」が買い材料となり出来高が膨らんだ。

F351は慢性肝炎に伴う肝線維症を治癒する可能性を秘めた新薬候補で、ジーエヌアイグループが特許を保有する。肝線維症や腎線維症に罹患した様々な動物モデルで、線維症の減少に強い作用を持つことが示されたという。

実際の商品化までは予断を許さないが、投資家からの関心は高まっているようだ。

MS&Consultingが一時ストップ高

MS&Consultingは10月5日に新規上場したコンサルティング会社。顧客満足度・従業員満足度の向上のためのリサーチ業務と経営コンサルティング業務を手掛けている。

上場前の大株主は東京海上キャピタルが組成したファンド「TMCAP2011投資事業有限責任組合」。同ファンドは発行済み株式の95. 3%を保有していたが、上場時に全株を売却している。

その後、同社の株価は発行価格(1280円)付近で推移していたが、25日にストップ高の1657円まで上昇した。この日上場したSKIYAKI <3995> が買い殺到で値がつかず、直近IPO銘柄としてMS&Consultingに投資資金がシフトしたとみられている。

PKSHA Technology、AI関連として人気化

PKSHA Technologyは、機械学習技術等を利用したアルゴリズムを開発するIT企業。2012年にアルゴリズムを研究する専門家により設立し、今年9月22日に新規上場した。

9月22日につけた初値は5480円で、発行価格の2400円を大幅に上回った。同社は直近IPO銘柄の中でもAI(人工知能)関連銘柄として根強い人気を保っており、現在の株価は初値の2倍を超えている。(ZUU online 編集部)

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