先月下旬から3月決算企業の本決算発表がスタートしています。先々週は大型連休明けの後ということもあって決算発表を行う企業は限られましたが、それも先週は再び増加に転じ先週末にはTOPIX500採用銘柄に限っても30社を超える企業が決算を発表しています。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に5月15日の決算発表を早速まとめてみました。
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(画像=PIXTA)
先週末には3メガバンクが揃って決算発表を行いました。2020年3月期は3メガバンクのなかで純利益で首位を守ってきた三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)が海外銀行の減損処理で多額の損失を計上したことからトップの座を三井住友フィナンシャルグループ(8316)に明け渡す格好となっています。しかし、2021年3月期には再び三菱UFJフィナンシャル・グループが首位となる予想となっています。
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(画像=マネックス証券)
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト
国内証券会社の投資情報部にて、営業向けの個別銘柄・業績動向分析レポートを担当、その後、外資系証券などを経て、2007年4月より現職。国内市況、業種、および個別銘柄に関する分析を担当。「マーケットメール」コラムの執筆を行う。日本証券アナリスト協会検定会員。
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