先月下旬から3月決算企業の本決算発表がスタートしています。その決算発表も先週がピークで今週は決算を発表する企業も減りつつあります。それも昨日はTOPIX500採用銘柄に限っても15社が決算を発表しています。そこで今回はTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に5月20日の決算発表を早速まとめてみました。
そのなかで決算発表を受けて株価が大きく上昇したのが昨日の12時に決算を発表した光通信(9435)で、2020年3月期の営業利益が13.6%増と二桁の増益となったほか、2021年3月期の営業利益も3%近い増益となる見通しを発表したこともあって株価は後場に上げ幅を広げ6%近く上昇しています。また、営業損益が前期の赤字から黒字に転換する見通しを発表したJXTGホールディングス(5020)も株価が2%以上上げています。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト
国内証券会社の投資情報部にて、営業向けの個別銘柄・業績動向分析レポートを担当、その後、外資系証券などを経て、2007年4月より現職。国内市況、業種、および個別銘柄に関する分析を担当。「マーケットメール」コラムの執筆を行う。日本証券アナリスト協会検定会員。
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