本記事は、菊地 温以氏の著書『最強のポートフォリオをつくる金投資入門』(日本実業出版社)の中から一部を抜粋・編集しています。

Golden Chain Jewelry Collection
(画像=Andrew / stock.adobe.com)
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金ってどこで買うの?

ここでは「金を購入する場所(方法)」という観点で、具体的な選択肢を見ていきます。金を購入する場所は、投資手段や目的に応じて異なり、各選択肢にはそれぞれ特徴やメリット・デメリットがあります。以下に、主な購入方法をいくつかご紹介します。

① 貴金属販売店(地金商・2次流通店)

かねしょうやその他の貴金属2次流通店では、金地金や金貨、金のアクセサリーなどを直接購入できます。これらの店舗では、実際に現物の金を手に取って確認できるため、安心感を持って購入できるのが特徴です。

地金商とは、オリジナルブランドの地金を製造しているメーカーのことで、代表的な企業として、田中貴金属工業株式会社や株式会社徳力本店などが挙げられます。2024年12月時点で、23社の地金商が一般社団法人日本金地金流通協会の正会員として登録されています。

地金商から金地金を購入する場合、基本的にそのメーカーが製造するブランド地金のみが取り扱われ、購入できるのは新品に限られるため、非常に信頼性の高い商品が提供されます。ただし、価格が高くなる点がデメリットです。

一方で、その他の貴金属2次流通店では中古品(2次流通品)を扱っているため、ブランドの指定ができない場合もありますが、比較的安価に購入できる点がメリットです。なお、2次流通店で購入した地金でも、売却時にその価値が下がることはありません。金の売却時には、地金が新品か中古かに関わらず、「金」としての価値で評価されるためです。ただし、ブランド地金の場合、製造元である地金商に売却すると、通常よりも若干高く買い取ってもらえる場合もあります。このように、金はその性質上、ブランド品や時計などの「中古品・2次流通品」とは異なり、流通経路による価値の違いが少ないといえます。

・例

田中貴金属、徳力本店などの地金商や、地元の信頼できる貴金属2次流通店が挙げられます。

・購入方法

店舗に直接訪れて購入する方法が一般的です。また、最近ではオンラインでの注文や宅配サービスを利用して金を購入することも可能です。購入時には、重さや純度、刻印などの確認が重要です。

・特徴

現物を直接受け取れるため、手元に資産として保有できる安心感があります。また、専門店では購入後のアフターサービスや金の売却時のサポートも受けられることが多いです。

② 銀行や証券会社

銀行や証券会社では、対面取引を通じて金の関連商品を購入できます。これには、金地金や金ETF、金先物、金の関連株式や投資信託など、さまざまな投資商品が含まれます。

また信託銀行は、資産管理や運用に関する専門的なサービスを提供する機関で、金の購入や保管、さらには信託による資産管理も行います。信託銀行を通じて金を購入することは、とくに長期的な資産保全や相続対策を考えている人にとって有効です。

・特徴

対面での相談が可能なため、個別のニーズや目標に合わせた投資プランを立てやすいです。とくに初心者や大口の投資家にとって、専門家のアドバイスを受けながら投資できる点は大きなメリットです。また信託銀行は厳格な規制の下で運営されており、保管や管理の信頼性が非常に高いです。銀行の貸金庫サービスと組み合わせて金の保管を依頼することもできます。一方で、対面でのサービスには手数料がかかることが一般的です。オンライン取引に比べて取引手数料が高くなる場合があります。

③ オンライン証券・投資プラットフォーム

最近では、インターネットを通じて金を購入できるオンライン取引プラットフォームが増えています。これらのプラットフォームでは、金地金や金ETF、金先物など、さまざまな金の投資商品を取り扱っています。

オンラインプラットフォームを使うことで、自宅にいながらスマートフォンやパソコンを通じて簡単に金に投資することができます。さらに、低コストでの取引が可能なため、手数料を抑えつつ効率的に金投資ができます。

・例

楽天証券、SBI証券、マネックス証券など、日本国内のオンライン証券会社が提供するプラットフォーム。また、海外のサービスでは、BullionVaultやGoldmoneyなどがあります。

・購入方法

オンラインでの口座開設後、ログインして希望の金商品を選び、注文を出すことで購入が完了します。スマートフォンやパソコンから簡単に取引ができ、24時間注文が可能な場合もあります。

・特徴

手軽に取引ができるため、忙しい人や場所に関係なく投資を行いたい人にとって便利です。また、金の価格をリアルタイムで確認できるため、タイミングを見計らっての売買がしやすいです。

これらの選択肢のなかから、自分の投資目的や資産運用の方針に合った方法を選ぶことが重要です。購入場所によって手続きやリスク、コストが異なるため、それぞれの特徴をよく理解したうえで金投資を進めることをお勧めします。

④ 百貨店やコレクター向け市場(金工芸品やアンティーク品など)

百貨店の催事やコレクター向け市場では、特別な価値が付加された金製品(工芸品や歴史的価値のある貴金属アンティーク品など)を購入できます。これらの商品は、投資用の地金や金貨とは異なり、投資目的だけでなく、美術的な価値やコレクションとしての魅力を重視する人に適しています。

たとえば、純金製の仏具や神具、酒器や食器などは、美術的・実用的な付加価値がある工芸品です。また、アンティーク金貨やジュエリーには、特別な希少価値や歴史的な背景を持つものもあります。これらの商品は、「金そのものの価値」を超えた価格で取引されることもあり、時間の経過とともにその価値がさらに高まる可能性もあります。また、見る・使う・身に着けるなど、投資用地金にはない多様な楽しみ方ができる点も、大きな魅力です。コレクションとして楽しみながら、売却時に地金以上の価値が評価され、予想以上の利益を得られることもあります。

しかし、希少価値の高い製品は市場での流動性が低く、売却に時間がかかる場合があります。このため、短期的な売買には向かない面がある点に注意が必要です。こうした背景から、金工芸品やアンティーク品は、純粋な投資目的というよりも、コレクションや美術品として楽しみたい人に適した選択肢といえるでしょう。

最強のポートフォリオをつくる金投資入門
菊地 温以(きくち・あつゆき)
株式会社アプレ代表取締役。1976年生まれ。
高校卒業後、中華料理人からエンジニアと異色のキャリアを積み、2000年に中央電力(現レジル)に入社。
後に取締役就任。2008年からは複数の企業を立ち上げ、M&Aを多く手掛ける。2019年にアプレをMBO後、特に金やプラチナの精錬、製造、再利用プロセスを高度化し、サステナビリティの視点からも金リサイクルの可能性拡大に尽力。
会社経営の傍ら投資家としても活動し、金を活用した独自のポートフォリオ戦略を確立している。
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  1. 資産運用の中で他にはない金の魅力とは?
  2. 金と通貨の深い関係とは?
  3. そもそも「金投資」はどういうもの?
  4. 金ってどこで買うの?
  5. 金のかしこい売り方は? いつ、どう売る?
  6. 金とインフレ・デフレの関係性とは?
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