世界平和指数

(写真=PIXTA)

世界162カ国の平和レベルを評価した「世界平和度指数」が公開され、北朝鮮が「世界の脅威」と見なされ153位とワースト10入り、中国も124位と低い結果となった。これに対して日本は8位、韓国は42位と東アジア内でも安全性に格差あることが改めて浮き彫りとなった。

イギリスの経済平和研究所(IEP)が発表した「2015年版 グローバル・ピース・インデックス(世界平和度指数)」。対象の162カ国の人口カバー率は99.6%という。この調査は2008年から実施されており、「社会的な安心感と安全性」「国内外における対立」「軍事的介入」などを始めとする23の調査事項に基づいて測定されている。

ランキング結果(上位,下位10カ国)とアジア主要国

1位 アイスランド
2位 デンマーク
3位 オーストリア
4位 ニュージーランド
5位 スイス
6位 フィンランド
7位 カナダ
8位 日本
9位 オーストラリア
10位 チェコ

24位 シンガポール
28位 マレーシア
35位 台湾
42位 韓国
46位 インドネシア

124位 中国
141位 フィリピン
143位 インド

153位 北朝鮮
154位 パキスタン
155位 コンゴ民主共和国
156位 スーダン
157位 ソマリア
158位 中央アフリカ共和国
159位 南スーダン
160位 アフガニスタン
161位 イラク
162位 シリア

アジア太平洋圏、安全性の格差より一層広がる

アジア太平洋圏は各国の安全性に大きな差が開いているのが特徴だ。ニュージーランド(4位)、日本(8位)、オーストラリア(9位)と3カ国もトップ10にランクインしている一方で、マレーシア(28位)と中国(124位)とコーカン自治区問題における両国間の対立、フィリピン(141位)は国内の不安定な政治情勢がスコアをさげた。

下位では北朝鮮(153位)のほかは、パキスタン(154位)、イラク(161位)、シリア(162位)など中東・西アジアが複数含まれている。

また昨年と比較してアジア太平洋圏で安全度が高まった国は、日本、シンガポール(24位)のほか、暴力的な犯罪やテロリズムが減少し、一気に58位から46位に上昇したインドネシアが、今年最高の伸びを見せた。

日本に忍び寄る危険な隣国関係

日本は犯罪率や政治情勢といった主要な不安要素はおおむね低スコア(平均スコア1)にも関わらず、最大の脅威として「隣国との関係」(5ポイント中3)が挙げられている。韓国、北朝鮮、中国ともに同項目の脅威度が高いという結果は、4カ国間に張り巡らされた緊張の糸を象徴していると考えざるを得ない。

中国は犯罪率、内部対立、政治紛争、テロなど潜在的暴力要素で溢れ返っているが、注目すべきは「核兵器や重火器の所有」が最大の5ポイント。ワースト10に選ばれた北朝鮮に至っては 5ポイントレベルの要素が23項目中8個を占めている。また韓国も日本同様、他項目をさしおいて最大の脅威が隣国という点が興味深い。 (ZUU online 編集部)

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