目次

  1. 四国4県でクルーズ船の寄港増、政府によるクルーズ寄港後押しも
  2. インバウンド減速懸念の中で各地方・自治体の取り組みが重要に

四国4県における2017年のクルーズ船の寄港数は91回であった。中でも高知港は42回と最多。

これは2018年6月12日に発表された国土交通省の調査によるもので、高知港だけでなく高松港、宇和島港、徳島港などを中心に順調に増加している。。これには外国人客の増加が大きく寄与しているようで、各港の誘致に向けた取り組みが実を結んできているといえるだろう。

四国4県でクルーズ船の寄港増、政府によるクルーズ寄港後押しも

クルーズ船で日本に入国する外国人も当然年々増加しており、2017年は前年比約27%増の約252.9万人と前年に続く大きな伸び幅だ。外国人観光客が豪華客船を利用し日本で観光をすることによって、各港付近では大きな経済効果が期待されるため、港湾整備を重点課題とする自治体が増えている。

政府の法整備も各地のクルーズ船寄港の大きな後押しとなっているようだ。2017年3月10日には官民連携でクルーズ船の港湾の整備を推し進める法案が閣議決定された。

インバウンド減速懸念の中で各地方・自治体の取り組みが重要に