
(画像=T_Pravd / Shutterstock.com)
「雪だるま式にお金を増やす」 複利運用とは
資産を大きくしていくときの重要なキーワードとなる「複利運用」という言葉をご存知だろうか。かの天才物理学者・アインシュタインも「複利は人類最大の発明である」との言葉を残したと言われており、偉大な人物をうならせるほどの力が「複利」にはあるのだ。
「複利運用」の考え方を説明するとともに、具体的な資産運用の仕方の例を紹介したい。
雪だるまを転がすと……
そもそも「雪だるま式に膨らんでいく」とは、どのような状況だろうか。雪だるまを作ったことのある人は知っているだろうが、初めは手のひらに収まるほどの雪玉を雪の上で転がしていくと、あっという間に大きくなっていく。
雪玉を転がせば、表面に雪が付着して表面積が大きくなり、それとともに付着する雪の量も増えていくのだ。
この雪だるまのように、元本に利息がついた後、次は利息を含めて運用していけば、元本が膨らみ運用益も増えていくというのが、複利運用である。